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矢印税理士試験対策:財務諸表論の常識

矢印税理士試験対策:財務諸表論の落とし穴
税理士試験において必ず合格しなければならない必須科目が、この財務諸表論です。

税理士試験は、まず簿記論と財務諸表論からスタートするのが最も典型的な学習スタイルですが、両科目の基礎知識は、他の税法科目を理解する上でも欠かせません。



資格の大原 税理士講座

税理士試験対策:財務諸表論の常識

財務諸表論とは…
企業は会社の運営・維持・存続に関わっている株主や債権者等の利害関係者に対し、自社の財政状態や資産状況を報告するための資料(財務諸表)を作成しますが、その財務諸表の中核をなす貸借対照表(資産状況を表す資料)や損益計算書(事業の儲けを表す資料)などは、一定の会計基準に従って作成しなければなりません。

税理士試験における財務諸表論とは、財務諸表のあり方(理論)や、その具体的な作成方法をはじめ、会計処理を行う上で欠かせないルールを学ぶための試験科目に当たります。
試験の特徴
100%計算問題で構成されている簿記論とは異なり、財務諸評論の試験問題は《計算問題》と《理論問題》が、概ね半々(5:5)で出題されます。

したがって、簿記論のように単に計算問題を解く実力さえ身に付ければよいという試験ではなく、財務諸表に関する必要な〝理論〟をマスターしていなければ、理論問題に対応することはできないため、合格を手にすることができません。

ちなみに、近年の理論問題の出題傾向としては、比較的、財務諸表に関する細かな部分や新会計基準に関する内容について問われることが多くなっているようです。
試験の難易度
税理士の試験科目は、どれも難易度が高く、容易に合格を勝ち取ることの出来る試験科目はひとつもありません。
受験者 合格者 合格率
平成24年度(第62回) 18,246 3,785 20.7% (+4.1)
平成25年度(第63回) 16,137 3,611 22.4% (+1.7)
平成26年度(第64回) 13,372 2,460 18.4% (-4.0)
平成27年度(第65回) 12,202 1,906 15.6% (-2.8)
平成28年度(第66回) 11,420 1,749 15.3% (-0.3)
財務諸表論:合格率の推移グラフ
また、税理士試験は、事実上の相対評価による競争試験であることが試験合格のハードルを高くしているようです。

※ 相対評価試験とは? …「受験者の上位●●%」といったように、成績上位者から順に合格する試験制度のこと。

財務諸表論で問われる計算問題は、簿記論ほど複雑なものではありませんが、暗記等を苦手とする受験者にとって理論問題を難しく感じる人は少なくないようです。

しかし、理論問題で問われる内容は、税法科目で問われる問題に比べると解答しやすいため、いかに出題者が求めている問題の趣旨を正確に把握し、キーワードを盛り込んだ解答ができるかがポイントになってきます。




税理士試験対策:財務諸表論の落とし穴

生涯有効の科目合格制を採用しているので、税理士は社会人受験者にとっても受けやすい試験制度ですが、限られた学習時間の中で5科目合格を勝ち取るには、効率よく試験対策を行わなければなりません。

そこで、次のような点を参考にしながら、自分のライフスタイルに合わせた試験対策を行ってください。
チェック相乗効果を狙って効率よく学習するなら…

税理士試験の会計科目に当たる財務諸表論と簿記論は関連性が高いため、2科目同時に試験対策を行う受験者は少なくありません。比較的、学習時間に余裕のある方は、2科目同時に受験し、短期合格を狙うのも悪くありません。

チェック税理士試験初学者なら…

会計や税務知識のない方が税理士試験を受ける場合、全ての試験科目の基礎に当たる簿記論・財務諸表論からスタートするのが典型的な学習方法です。特に計算問題と理論問題が出題される財務諸表論は、いずれ受験することになる税法科目(←理論問題が問われるため)対策を前もって肌で感じておく上でも役立つ必須科目です。

チェック財務諸表論と税法科目は同時に受験しない…

特に学習時間があまり取れない社会人受験者の方は、財務諸表論と税法科目を同時に受験することは避けるべきです。内容的に関連性のある簿記論ならまだしも、税法科目の考え方は異なるため、受験した科目全の学習が中途半端に終わり全滅(二兎を追う者は一兎をも得ず…)してしまう恐れがあります。
理論問題の落とし穴
税法科目で出題される理論問題に比べ、財務諸表論での理論問題は、基本的な内容を問う問題が多く、解答しやすいと言われていますが、近年は財務諸表に関する比較的細かな部分について出題されるケースも少なくないことから、理屈をしっかりと理解した上での暗記力を養わなければ、本試験で応用が効かない恐れも出てきます。

したがって、ただやみくもに暗記するよりも、理解力を中心とした暗記に努め、かつ問題の趣旨を正確に把握し、端的な文章で解答するかがポイントになってくるため、理論問題を不得手とする受験者は、専門スクールの税理士講座やセミナー等を積極的に活用しながら克服した方が無難です。

税理士試験は、全11科目中5科目に合格しなければならず、個々の難易度も非常にハイレベルなので、受験期間が長丁場(2~5年)になりやすい国家試験です。

少しでも出費を抑えたい気持ちも分かりますが、本気で税理士の資格取得を目指しているのであれば、モチベーションを維持する(スクールが用意している答錬などを受けることによって、本試験に対する緊張感に慣れ親しんでおくことはよい経験となります)意味でも、資格スクールの税理士講座などを利用しながら、効率よく短期合格を目指すことも視野に入れた上で、自分にとって最適な学習スタイルを選択するようにして下さい。

※ スクールによっては、総合講座以外にも、苦手科目だけを克服する科目講座を別個に開講しているので、このような個別講座を上手に利用すれば、出費を押さえることもでき、かつ、苦手科目を克服することができます。
税理士試験講座の特徴
資格の大原 税理士講座
特に簿記・会計系資格に関しては定評のある大原だけに、専任講師による徹底した責任指導体制がとられている。

大原独自のオリジナル教材を使用するが、受験生が特に苦手とする理論分野に関しても、合格に必要な論点がマスターできるよう複数の教材を用いて理解力を深めている点は評価したい。

なお、初めから通信講座の利用を考えている受験者は、通学と同じクオリティを維持すべく、いち早くマルチメディアによる教育ツールに力を入れてきたスクールである大原の教材内容を案内資料でチェックし、他スクールと比較してみてほしい。
学生に比べて忙しい社会人でも、無理なく合格できるよう、学習効果や効率を最大限に考えたカリキュラムを提供するのが、資格の学校TACである。

大原同様、簿記・会計関連の資格試験にはめっぽう強い専門スクールなので、指導体制・講師の質や充実度には定評があるため、税理士試験対策に利用する受講者は多い。

後は受講者の好みの問題となってくるので、講座案内資料や公式サイト等で使用教材やカリキュラムを大原などと比較し、自分が最もやりやすいと思えた講座を利用してほしい。