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矢印通関士試験対策:独学向けテキスト

矢印通関士試験対策:独学向け問題集
通関士試験は、すべてマークシート方式の筆記試験なので、記述式問題などに比べると受けやすい解答方法ですが、出題範囲が広いっ!という受験者泣かせの面があります。

そのため、何から手を付けたらよいか迷ってしまう人もいるかと思われますが、過去問を振り返ってみると、実は類似問題がたびたび出題されており、出題頻度の高い部分というのは、ある程度絞ることができそうです。

したがって、独学に欠かせない通関士試験対策のベースとなるテキスト選びは重要ですが、問題集を選ぶ際も、自分にとって使い勝手(あるいは理解しやすい)のよさそうなものを手元に置くことが大切です。

そこで、数ある市販テキスト&問題集の中から、独学用として、比較的、利用率の高い書籍をいくつか紹介しておくので、教材選びで迷っている方は参考にしてみてください。

※注意:当ページで紹介しているテキストや問題集が通関士試験対策を行う上で絶対に欠かせない必須教材というわけではありません。使いやすい教材というのは、各人で異なってくるため、あくまで参考程度にお受け止めください。

通関士試験対策:独学向けテキスト

大手総合教育サービスとして有名なヒューマンアカデミーが関与した通関士試験対策テキスト

近年における本試験の出題傾向や試験動向を徹底分析した上で、合格に必要な知識を余すところなく解説している。

本書1冊で合格を目指す決定版であることをウリにしたテキストなので、本試験で狙われやすい部分はほぼ押えてあるように思えるが、その分、かなりのボリューム(ちょっとした辞書的な厚み)があり、今回、初めて独学で通関士試験に臨むような初学者にとっては「こんなに覚えなければならないのか…」と、モチベーションが下がってしまう人も中には出てくるかもしれない。

しかし、内容に関してはなかなか良く、ビギナー受験者でもスムーズに取り組みやすい構成(各章ごとのはじめに学習内容と出題の特徴について簡潔にまとめ、最後にチェック問題で基本知識の確認 / 欄外で補足解説をするなど紙面を余すことなくうまく利用 / 重要項目には頻出度をランク表示)になっているため、独学には使いやすいテキストのように思われる。

なお、本書はボリュームがあるとはいえ、あくまで通関士試験対策テキストなので、練習問題なども収録されてはいるが、問題集に関しては別途用意する必要がある。
テキスト名 通関士完全攻略ガイド
著者 / 編者 著:ヒューマンアカデミー
監修:笠原純一
出版社 翔泳社
価格 / 頁数 3,888円 / 872 P
おすすめ度 ★★★★★★★★☆☆



毎年、改訂版が出版されている定番の通関士試験対策テキストが本書である。

学習すべきポイントや本試験で狙われやすい箇所がどこであるのかをはっきりと表示(試験対策上、重要度の高いものについてはランク付けしてある)してあるので、どの部分を重要視すればよいのかが分かりやすい。

特にこれといって特質すべき点は見られないが、図表も適度に挿入されており、スッキリとまとまっているので、独学向けのテキストとしてもそれなりに役立つように感じられる。

また、重要語句を記憶するために赤チェックシートが用意されているので、人によってはこの手のツールは有難く感じられるだろう。

毎年、最新版が出版されるので、中古で古いものを入手するのではなく、必ず最新のものを購入するようにしてほしい(古いものは法改正に対応していない恐れがある…)。
テキスト名 通関士試験合格ハンドブック
著者 / 編者 片山立志
出版社 日本能率協会マネジメントセンター
価格 / 頁数 3,240円 / 632 P
おすすめ度 ★★★★★★★☆☆☆

通関士試験対策:独学向け問題集

タイトルにもあるように、特に1問あたりの配点率が高い語群選択式問題を徹底してマスターするための通関士試験対策向け問題集

特にこれといって目新しい特徴はないが、かといって使いにくいわけでもない。

本書は比較的携帯に便利なコンパクトサイズになっている(ある意味、これがウリ)ので、通勤・通学時などのすき間時間をうまく活用しながら試験対策をしたいという独学スタイルの受験者には使いやすい問題集と言えるかもしれない。
テキスト名 どこでもできる通関士選択式徹底対策
著者 / 編者 片山立志
出版社 日本能率協会マネジメントセンター
価格 / 頁数 1,620円 / 368 P
おすすめ度 ★★★★★★☆☆☆☆



近年における通関士試験の出題傾向を分析し、重要度の高い論点をテーマ別に収録した過去問題集。

第1回試験から最新の試験で出題された問題の中から、類似問題をできるだけ統合し、掲載問題数を絞り込んでいるので、効率よく過去問題に触れることができる点はありがたい。

また、過去に出題された問題をそのまま掲載するのではなく、新試験制度(2006年度)あわせた変更が加えられているので、その点も安心して利用できる。

先に紹介したテキスト『通関士完全攻略ガイド』に併せて作成された問題集なので、必ずセットで購入しなければならないとわけではないが、本書の利用を考えているのであれば、テキストもヒューマンアカデミーのものを一度検討してみてはいかがだろうか。
テキスト名 通関士教科書 過去問題集
著者 / 編者 著:ヒューマンアカデミー
監修:笠原純一
出版社 翔泳社
価格 / 頁数 3,456円 / 712 P
おすすめ度 ★★★★★★★☆☆☆



通関士試験に関しては、独学・専門講座利用者問わず、テキストを一通りマスターしたら、過去問題を繰り返し解き、問題に慣れるという作業がとても大切です。

※ 本試験の出題形式に大幅な変更があった平成18年度以降、過去問の重要性は従来に比べると下がったという人もいますが、これは単に過去問を丸暗記しただけの暗記型勉強法では対処しきれなくなったというだけで、狙われやすい重要ポイントに関してはこれまでとあまり変わりません。

試験の合格基準は、本試験から約2ヵ月後の合格発表時に公表されますが、例年、ボーダーラインは満点の60%以上に設定されることが多いため、3~4割程度のミスは許されることになります。

※補足:合格基準は試験の難易度によって変動します(例:平成23年(第45回)の通関実務は満点の50%以上)。

そのため、試験科目ごとに合格基準が設けられているこの手の足切り試験に関しては、満点を目指すよりも、まずは出題頻度の高い部分を重点的に学習することを心がけ、効率よく得点に結びつける実力を身に付けるようにしましょう。