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通関士試験:合格率の推移状況

通関士の試験科目は、大きく3分野に分かれ、各試験科目ともにマークシート方式による筆記試験で行われます。

その試験問題は、輸入(輸出)申告書の作成など、実務重視の専門知識や技能が問われる問題が多く出題されることから、通関士試験は、他の資格に比べると、実務直結型の国家試験であると言えるでしょう。
通関士試験
試験科目 試験時間 選択式 択一式 計算式 選択式・計算式
Ⅰ 通関業法 9:30~10:20 30点(10問) 10点(10問) ----- -----
Ⅱ 関税法関連 11:00~12:40 35点(15問) 15点(15問)
Ⅲ 通関実務 通関書類作成要領 13:50~15:20 ----- 15点(2問)
その他 通関実務 5点(5問) 5点(5問) 5点(5問) -----
試験合格率の推移
通関士試験は1967年にスタートした国家試験ですが、その合格率は、これまで10~20%台で推移してきました。

ところが、本試験の出題形式に変更がみられた平成18年以降、通関士試験の合格率は大幅に下がり、一度は上昇したものの、1桁台で推移することも珍しくなくなってきています。
出願者 受験者 合格者 合格率
平成13年[第35回] 13,886 9,970 1,050 10.5% (-3.6)
平成14年[第36回] 13,467 9,973 2,848 28.6% (+18.1)
平成15年[第37回] 13,556 10,001 1,211 12.1% (-16.5)
平成16年[第38回] 13,691 10,191 1,920 18.8% (+6.7)
平成17年[第39回] 13,268 9,953 2,466 24.8% (+6.0)
平成18年[第40回] 13,141 10,357 725 7.0% (-17.8)
平成19年[第41回] 13,727 10,695 820 7.7% (+0.7)
平成20年[第42回] 13,267 10,390 1,847 17.8% (+10.1)
平成21年[第43回] 13,159 10,367 807 7.8% (-10.0)
平成22年[第44回] 12,087 9,490 929 9.8% (+2.0)
平成23年[第45回] 11,760 9,131 901 9.9% (+0.1)
平成24年[第46回] 11,544 8,972 769 8.6% (-1.3)
平成25年[第47回] 11,340 8,734 1,021 11.7% (+3.1)
平成26年[第48回] 10,138 7,692 1,013 13.2% (+1.5)
平成27年[第49回] 10,018 7,578 764 10.1% (-3.1)
平成28年[第50回] 9,285 6,997 688 9.8% (-0.3)
通関士試験:合格率の推移グラフ
この試験合格率の低下は、通関士試験の問題自体のレベル(難易度)が上がったというよりも、解答方法が難しくなった(正解数がいくつあるか明示されていない…など)ことによる影響が大きいように思われます。

そのため、今まで以上に、より正確な知識、かつ、迅速に解答するためのテクニックを身に付け得点に結びつける必要がありそうです。




独学 or 通信講座?通関士試験対策の落とし穴

結論から言ってしまうと、通関士試験は、不動産鑑定士や公認会計士試験のような〝超難関〟という程のレベル(難易度)ではないので、働きながらの社会人であっても、1年程度、継続して勉強に割ける時間が確保できれば、独学による学習スタイルでも十分合格は狙えるでしょう。

しかし、先にも述べたとおり、通関士試験は実務直結型の試験内容(輸入申告書の作成など)なので、実務経験のない学生や畑違いの社会人にとっては、見慣れない法律用語や専門知識にとまどってしまい、なかなか思うように勉強が進まない受験者も少なくないようです。

また、宅建や簿記検定ほどメジャーな資格ではないため、試験対策用の市販教材が、あまり充実していないといった点が独学者にとってネックとなってきます。

さらに、毎年変わる法令などに注意し、常に目を光らせておく必要があることから、短期間での合格を目指すなら、通関士試験のような専門色の強い国家試験に関しては、資格スクールやユーキャンのような専門講座を利用しながらの学習スタイルで試験対策を行った方が効率は良さそうです。

そこで、まずは複数の資格スクールに資料請求を行い、カリキュラムやコースの比較検討を行うことから始めてみましょう。

専門スクールでは「いったいどのようなカリキュラムや教材に則って試験対策を行っているのか?」を把握することは、独学者にとっても重要な意味をもち、また、試験対策のヒントや、あるいは「独学よりも、この講座の方が自分の学習スタイルに合っているかも…」と、気付かされることもあるかもしれません。
通関士講座の特徴
初学者を意識したユーキャンらしいオリジナル教材は一見の価値があり、本試験で狙われやすい知識や重要ポイントが効率よく学べるような工夫が随所に見られるため、ビギナー受験者でもスムーズに試験勉強に取り組むことができる点は評価したい。

また、講座費用も他の大手予備校などに比べると安価で、教育訓練給付制度(該当者であれば受講料が安く済む)対象講座である点もありがたい。

問題は、TACなどの大手スクールのように習熟度に応じたコース選択ができないため、案内資料等で教材やカリキュラムを入念にチェックした上で受講の有無をじっくりと検討してほしい。
国家試験などの難関資格試験対策には定評のある大手資格予備校。

どちらかというと、TACは簿記・会計系資格に強いスクールであるが、これまで培ってきた大手ならではのノウハウという強みがあるため、通関士講座も合格に必要な実力が、効率よく身に付くようなカリキュラムやオリジナル教材が用意されている。

また、初学者から受検経験者まで、スムーズに取り組める複数のコースが用意されている点も◎!

TAC関連の市販書籍『通関士 スピードテキスト』なども受験者には愛用者が多いので、専門講座の利用を考えている者は、同講座を検討してみる価値はありそうだ。