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社会福祉士の試験結果(第1~29回)と合格率の推移

過去の試験状況を知ることは、これから自分が受験しようとしている資格の難易度を把握し、どのような試験対策を立てればよいかを計画する上で非常に重要な意味をもってきます。

特に国家試験に分類される資格の多くは、公的資格や民間資格に比べると難易度が高く合格率も低いので、社会福祉士も国家試験である以上、過去の受験データが気になるところです。

そこで参考までに、社会福祉士国家試験の過去の試験状況(受験者数、合格者数、合格率)を一覧表にまとめてみました。
受験者 合格者 合格率
平成元年 第1回 1,033 180 17.4% -----
平成2年 第2回 1,617 378 23.4% (+6.0)
平成3年 第3回 2,565 528 20.6% (-2.8)
平成4年 第4回 3,309 874 26.4% (+5.8)
平成5年 第5回 3,886 924 23.8% (-2.6)
平成6年 第6回 4,698 1,049 22.3% (-0.5)
平成7年 第7回 5,887 1,560 26.5% (+4.2)
平成8年 第8回 7,633 2,291 30.0% (+3.5)
平成9年 第9回 9,649 2,832 29.4% (-0.6)
平成10年 第10回 12,535 3,460 27.6% (-1.8)
平成11年 第11回 16,206 4,774 29.5% (+1.9)
平成12年 第12回 19,812 5,749 29.0% (-0.5)
平成13年 第13回 22,962 6,074 26.5% (-2.5)
平成14年 第14回 28,329 8,343 29.5% (+3.0)
平成15年 第15回 33,452 10,501 31.4% (+1.9)
平成16年 第16回 37,657 10,733 28.5% (-2.9)
平成17年 第17回 41,044 12,241 29.8% (+1.3)
平成18年 第18回 43,701 12,222 28.0% (-1.8)
平成19年 第19回 45,022 12,345 27.4% (-0.6)
平成20年 第20回 45,324 13,865 30.6% (+3.2)
平成21年 第21回 46,099 13,436 29.1% (-1.5)
平成22年 第22回 43,631 11,989 27.5% (-1.6)
平成23年 第23回 43,568 12,255 28.1% (+0.6)
平成24年 第24回 42,882 11,282 26.3% (-1.8)
平成25年 第25回 42,841 8,058 18.8% (-75)
平成26年 第26回 45,578 12,540 27.5% (8.7+)
平成27年 第27回 45,187 12,181 27.0% (-0.5)
平成28年 第28回 44,764 11,735 26.2% (-0.8)
平成29年 第29回 45,849 11,828 25.8% (-0.4)
社会福祉士試験の合格率推移グラフ
試験結果を振り返ってみると、社会福祉士国家試験の合格率は、これまで概ね30%に届くか届かないか程度で推移してきましたが、第25回試験を見ると、合格率が大幅にダウンしています。

この変化が今後どのように左右するか非常に気になるところでしたが、次年度試験では、ほぼ例年どおりの水準まで戻っているため、受験者はとりあえず一安心といったところでしょう。

ただし、今後、ますます高齢社会を迎える中、福祉系の資格は注目を浴びており、社会福祉士国家試験の受験者数も、どちらかというと増加傾向にあるため、試験がさらに難化することも予想され、福祉系の仕事を考えている人は、比較的、取りやすい今のうちに取得しておくべき資格であると言えるかもしれません。




社会福祉士国家試験の合格基準について

社会福祉士国家試験は、総得点の60%程度という大まかな合格基準が設けられていることから、受験者がとりあえず目標とすべき得点は6割以上ということになりそうです。

しかし、ここで注意しなければならないことは、たとえ総得点で合格基準を満たしていても、試験科目である18科目すべてにおいて必ず得点がなければ不合格となってしまうという点です。
合格基準
次の2つの条件を満たした者を合格者とする。

① 問題の総得点《1問1点の150点満点》の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。

② ①を満たした者のうち、18科目群(ただし、社会福祉士及び介護福祉士法施行規則第5条の2の規定による試験科目の一部免除を受けた受験者にあっては、7科目群《1問1点の67点満点》)すべてにおいて得点があった者。


したがって、社会福祉士国家試験では、下記に示す18科目群すべてにおいて得点できるバランスの良い実力を身に付けなければなりません。
試験科目
チェック 人体の構造と機能及び疾病 チェック 保健医療サービス
チェック 心理学理論と心理的支援 チェック 権利擁護と成年後見制度
チェック 社会理論と社会システム チェック 社会調査の基礎
チェック 現代社会と福祉 チェック 相談援助の基盤と専門職
チェック 地域福祉の理論と方法 チェック 相談援助の理論と方法
チェック 福祉行財政と福祉計画 チェック 福祉サービスの組織と経営
チェック 社会保障 チェック 高齢者に対する支援と介護保険制度
チェック 障害者に対する支援と障害者自立支援制度 チェック 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
チェック 低所得者に対する支援と生活保護制度 チェック 就労支援サービス、更生保護制度
そのため、効率の良い(つまり試験に出やすい箇所を重点的に学ぶ)学習法で実力を着実に身につけていかなければ、学習時間はいくらあっても足りなくなってくるので、専門講座を利用しながら試験対策を行う受験生も増えているようです。

※ 過去問のマスターが学習の中心となるような宅建試験のような国家試験については、自己管理さえできれば、独学でも十分合格は狙えます。

しかし、社会福祉士の資格を目指している方は、学校選び、あるいは専門講座等を利用する際に、注意しなければならない点がいくつかあります。

そこで、利用するしないにせよ、まずは複数社から案内資料(通常は無料)を取り寄せ、使用教材やカリキュラムをじっくりと比較検討した後、自分にとってやりやすいと思えたスクールや講座を選ぶことが大切です。

参考までに、社会福祉士講座を開講しているスクールの案内パンフレットが一括請求できるサイト【総合資格ナビ】をひとつ紹介してきましょう。






最後になりますが、卒業自体が社会福祉士試験の受験資格となる福祉系の大学等を選択する際には、卒業後の進路(就職)状況等も重要なチェック項目となります。

一概に決めつけることはできませんが、どちらかというと伝統と実績のある学校は、卒業後の就職先も紹介されやすい一方、新設校は、比較的、卒業後の進路で路頭に迷うこともあるようです。




豆知識:社会福祉士国家試験の試験結果

第29回(2017年度)社会福祉士国家試験の試験結果(合格者)を男女別、年齢別等で見ると下記表のような結果になります。
〈性別〉
合格者 割合
男性 4,220 35.7%
女性 7,608 64.3%
合計 11,828 100%
〈年齢別〉
合格者 割合
~30歳 5,607 47.4%
31~40歳 2,393 20.2%
41~50歳 2,150 18.2%
51~60歳 1,309 11.1%
61歳~ 369 3.1%
合計 11,828 100%
〈受験資格〉
合格者 割合
福祉系大学等 6,710 56.7%
養成施設 5,118 43.3%
合計 11,828 100%
分野別:試験結果グラフ
社会福祉士に限らず、福祉系の資格は、いまだ男性よりも女性に根強い人気があるようです。

また、受験資格別データをみると、福祉系大学に比べ、養成施設卒業者の方が、例年、合格率が低いことが見てとれます。

※補足:指定された職務の実務経験者(5年以上)は、それだけで受験資格がありましたが、法改正により、第26回試験以降は、実務経験4年以上 + 養成施設が必要となります。詳細については公式HP等で確認してください。
介護福祉士ほどではないにしろ、比較的、人気の高い通信講座がユーキャンの社会福祉士講座です。社会福祉士試験は、全試験科目すべてにおいて得点がなければ不合格となってしまいますが、試験範囲が広いのが難点です。そこで、いかに本試験で狙われやすい部分を効率よく学習していくかが合否のカギを握ってきますが、ユーキャンの教材は受験者がどの論点を重点的に学習すればよいか迷わないような工夫が随所に見られます。また、メインテキストをベースに様々な副教材を使用することで、無理なく段階的にステップアップできるようなカリキュラムが組まれているため、広範な試験範囲も迷うことなく勉強に専念することができます。そのため、独学ではちょっと心配という方は、長年の経験や歳月を要して培ったノウハウを持つ専門講座などの利用を検討してみるのも一法かもしれません。