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測量士補試験:合格率のカラクリ

測量士補試験がスタートした昭和25年以降、試験合格率は概ね10~20%台で推移してきましたが、下記資料をご覧ください。
受験者 合格者 合格率
2001年(平成13) 19,749 4,550 23.0% (+2.8)
2002年(平成14) 18,566 2,237 12.1% (-10.9)
2003年(平成15) 17,102 2,294 13.4% (+1.3)
2004年(平成16) 15,449 3,844 24.9% (+11.5)
2005年(平成17) 13,189 3,726 28.3% (+3.4)
2006年(平成18) 11,583 2,716 23.5% (-4.8)
2007年(平成19) 11,052 2,654 24.0% (+0.5)
2008年(平成20) 10,858 2,435 22.4% (-1.6)
2009年(平成21) 10,520 2,704 25.7% (+3.3)
2010年(平成22) 10,387 2,757 26.5% (+0.8)
2011年(平成23) 10,233 2,192 21.4% (-5.1)
2012年(平成24) 10,551 4,289 40.7% (+19.3)
2013年(平成25) 10,596 2,248 21.2% (-19.5)
2014年(平成26) 11,118 4,417 39.7% (+18.5)
2015年(平成27) 11,608 3,251 28.0% (-11.7)
2016年(平成28) 13,278 4,767 35.9% (+7.9)
測量士補:合格率の推移グラフ
80%近い合格率を出した第1回測量士補試験は例外として、ここ数年の合格率推移状況を踏まえると、試験制度に大幅な変更がみられないかぎり、今後も概ね20%前後で推移することが予想されましたが、2012年(平成24年)度は40%台と大幅に上昇しており、ここ数年の激しい推移は気になるところです。

※補足:合格率が最も高かった年度は昭和25年(第1回 …79.4%)、合格率が最も低かった年度は昭和40年(第16回…11.7%)測量士補施行令の一部改正にともない、H21年度試験より試験科目等に変更あり。

ちなみに、測量士補は受験組よりも無試験組(所定の短大・大学等を卒業することで資格が取得できる(ただし、申請が必要))の方が多いといった特徴があります。

そのため、測量士補試験は高校生などの学生受験者が多く、試験対策の不十分な受験組によって合格率が下げられているとの見方もできるので、しっかりと計画立てて取り組めば、必ず合格できる程度の難易度であり、合格率に関しては、それほど気にすることもないでしょう。
測量士補試験の難易度
測量士補試験は、5肢択一のマークシート方式で行われます。

従来、試験科目は7科目で構成されていましたが、法改正により、平成21年度からは次のように変更されました。
(旧)試験科目
(1) 三角測量
(2) 多角測量
(3) 水準測量
(4) 地形測量
(5) 写真測量
(6) 地図測量
(7) 応用測量
計28問
【各4問】
矢印 (新)試験科目
(1) 測量に関する法規
(2) 多角測量
(3) 汎地球測位システム測量
(4) 水準測量
(5) 地形測量
(6) 写真測量
(7) 地図編集
(8) 応用測量
計28問
明確な分野の分類はできない
試験時間は、3時間(13:30~16:30)で、計28問の問題を解き、合格基準となっている700万点中450点(1問あたり25点)の正解率(18問以上)を叩き出せば合格となる制度です。

専門色の強い国家試験ですが、本試験で出題される問題は基礎知識を問う内容が目立つため、難易度はそれほど高くありません。

ただし、測量にかかわる計算問題が出題されることから、理数系出身者に比べ、文系出身者には、ややとっつきにくい面があると感じられるようです。




測量士補試験対策の常識

独学に適した国家試験か !?
結論から言ってしまうと、測量士補試験は、資格スクール等の専門講座を利用せずとも、十分合格が狙える国家試験です。

本試験では、日常生活では使われない測量に関する専門知識が問われ、さらに計算問題が出題されることから、理数系問題を苦手とする初学者にとっては一抹の不安が残るかもしれませんが、本試験は概ね出題パターンが決まっており、過去問題を中心とした計画的な勉強法を立てることで合格するだけの実力(合格基準が約65%であることから満点を狙う必要はない!)を身に付けることは可能です。

そのため、測量士補試験に関しては、独学で試験に臨む受験者も少なくありません。

しかし、そうは言っても、測量士補は専門色の強い試験であることには変わりないため、独学ではちょっと不安だと感じた方は、「ユーキャン」や「東京法経学院」のような専門講座の利用を検討してみるのもよいでしょう。

※ 測量士補試験の難易度や講座費用を考慮すると、個人的には通信講座で十分対処できると考えます。

資格スクール等が配布している案内資料には、試験概要や近年の出題傾向などの情報がコンパクトにまとまっているものも多いので、試験の全体像を把握する意味でも役立つことがあるので、無料であれば請求してみるのもよいかもしれません。

この手の資格試験は自分に合った勉強スタイルで学習することが何よりも肝心なので、利用するしないにかかわらず、一度、各講座のカリキュラムや教材内容等を、じっくりと比較検討してみることをお勧めします。
測量士補講座の特徴
ユーキャンの通信講座は、全般的にビギナー受験者を意識した教材作りに努めているようで、測量士補講座も例外ではない。

メイン教材では、重要度を★印で5段階表記したり、図解やイラストを豊富に挿入することによって視覚的に分かりやすさを追求した工夫が随所に見られ、テキストだけでは分かりにくい個所は副教材で補強できるよう、サブ教材にも力を入れている感がある。

独学では不安だが、通学講座までは考えていないという方は、一度、案内資料を取り寄せるなどして、カリキュラムや使用教材の内容をチェックしてみることをお薦めする。
法律系国家資格の取得に力を入れている老舗の法律専門スクール。

お世辞にも講師陣が充実しているとは言えないが、測量士補講座は少ないため、試験を熟知したプロの講師がいる貴重な講座であることは間違いない。

初学者でもスムーズに学習に取り組めるよう、合格に必要な実力が身に付く最適なカリキュラムや使用教材を用意している点は、まさに大手ならでは。

同スクールが出版する市販教材は、受験者の中にも愛用者が多いので、専門講座の利用を考えている者は、検討してみる価値があるだろう。

豆知識:土地家屋調査士試験と測量士補は親密な関係がある?

国家資格に属する土地家屋調査士試験は、専門的な知識・技術が要求される高度な試験です。

合格率は、例年1ケタ台という極めて低い水準での推移が続いており、超難関国家試験とまではいかないまでも、比較的、難易度の高いレベルにあると言われています。
出願者数 受験者数 合格者数 合格率
平成24年 6,136 4,986 418 8.4%
平成25年 6,017 4,700 412 8.8%
平成26年 5,754 4,617 407 8.8%
平成27年 5,659 4,568 403 8.8%
平成28年 5,658 4,506 402 8.9%
しかし、土地家屋調査士試験には試験科目の一部免除制度が導入されているため、この免除制度を上手く利用して合格を手にする受験者も少なくありません。
免除科目
午後の部 試験[筆記] 土地及び家屋の調査及び測量に関する知識と技能(① 平面測量 ② 作図)
その一部免除制度は、下記に示す資格者に与えられますが、比較的、容易に取得できる国家資格が測量士補です。
免除対象資格
① 測量士
② 測量士補
③ 一級建築士
④ 二級建築士
したがって、土地家屋調査士の資格取得を目指す受験者は、まず測量士補の資格を取得し、その後、免除制度を利用(午前の部のみ試験を受ける)して、本命の土地家屋調査士を目指すパターンが多いようです。