あなたの取得したい資格を徹底解析&分析する!資格試験対策の総合専門情報サイト
司法書士の合格率top
Top国家資格公的資格民間資格

司法書士試験:合格率の推移と試験難易度のカラクリ

司法書士は、法律系資格の中でもトップクラスに入る難関試験として位置づけられていますが、その試験合格率は、ほぼ横ばい状態であり、概ね2%台後半で推移しています。

そのため、合格率だけで比較するならば、司法書士試験は、国家試験の最高峰と言われる超難関試験の司法試験並に低く、合格への道は極めて遠く厳しいものがあると錯覚しがちです。
年度 出願者数 合格者数 合格点[筆記試験] 合格率
2000年(H12) 22,715 605 ----- 2.7%
2001年(H13) 23,190 623 198点 2.7%
2002年(H14) 25,416 701 206点 2.8%
2003年(H15) 28,454 790 208.5点 2.8%
2004年(H16) 29,958 865 197.0点 2.9%
2005年(H17) 31,061 883 203.5点 2.8%
2006年(H18) 31,878
(26,278)
914 202.5点 2.9%
※3.5%
2007年(H19) 32,469
(26,860)
919 211.5点 2.8%
※3.4%
2008年(H20) 33,007
(27,102)
931 189.5点 2.8%
※3.4%
2009年(H21) 32,558
(26,774)
921 221.0点 2.8%
※3.4%
2010年(H22) 33,166
(26,958)
948 212.5点 2.9%
※3.5%
2011年(H23) 31,228
(25,696)
879 207.5点 2.8%
※3.4%
2012年(H24) 29,379
(24,048)
838 215.0点 2.9%
※3.5%
2013年(H25) 27,400
(22,494)
796 221.5点 2.9%
※3.5%
2014年(H26) 24,538
(20,130)
759 207.0点 3.1%
※3.8%
2015年(H27) 21,754
(17,920)
707 218.0点 3.2%
※3.9%
2016年(H28) 20,360
(16,725)
660 200.5点 3.2%
※3.9%
補足:( )内は受験者数。 ※印は実際に試験を受けた受験者数を基に算出した合格率
司法書士試験:合格率の推移グラフ
ところが、司法書士試験の実施機関が公表しているこの極めて低い合格率の裏には、数字上には現れない次のようなカラクリ(現状)があることを押さえておく必要があるでしょう。
司法書士試験の現状
チェック受験資格がなく〝記念受験〟〝試し受験〟として受ける受験者も多い…

チェック例年、実際に試験を受ける受験者数は、出願者数よりも1割程度少ない…

チェック司法試験に挫折した転向組みが、中途半端な試験対策で試験に臨むケースも少なくない…
司法書士試験の合格ライン上で争える受験者は、全体の1割程度と見られていますが、試験対策をしっかりと行っている受験組みにとっては、データ上の合格率を必要以上に恐れることはなさそうです。






独学 or 講座 !? 司法書士試験対策の常識

先に司法書士の試験勉強に専念している受験組にとっては、一般に公表されているデータ上の合格率よりも合格しやすい境遇にあると説明しましたが、司法書士試験が難関試験であることは変わりありません。

司法書士の試験科目は、主要業務に当たる登記関連の法規をはじめ、憲法や民法、商法、民事訴訟法・執行法・保全法…など、非常に幅広い知識が問われることになります。
試験科目
午前の部 午後の部
試験形式 多肢択一式[マークシート] 多肢択一式[マークシート] 記述式
試験科目 Ⅰ.憲法
Ⅱ.民法
Ⅲ.商法
Ⅳ.刑法
Ⅰ.不動産登記法
Ⅱ.商業登記法
Ⅲ.民事訴訟法
Ⅳ.民事執行法
Ⅴ.民事保全法
Ⅵ.供託法
Ⅶ.司法書士法
Ⅰ.不動産登記法
Ⅱ.商業登記法
※ 口述試験の不合格者は極少数であることから、司法書士試験の最大の山場は筆記試験となります。


また、午前の択一式問題と午後の択一式問題、記述問の各得点が一定の合格基準に達していなければ、それだけで不合格となってしまうので、試験で狙われやすい範囲を効率よく勉強することがポイントになってきます。

※ 司法書士試験は、司法試験ほど深い知識や思考力等が試される試験ではありません。そのため科目ごとの試験対策をしっかりと確立し、地道にコツコツと勉強すれば合格することが出来る試験だとよく言われています。

さらに、本試験では、全問題を解くには試験時間が足らなくなるほど制限時間ぎりぎりまで時間をくってしまう受験者も多く、合格圏内に入るための受験テクニック(必ず得点しなければならない問題や捨て問題を見抜く力など)なども同時に身に付ける必要があります。

したがって、行政書士や社労士試験ならまだしも、司法書士試験に限っては、専門講座を利用すべき試験であるといって間違いありません。

これは、法学部出身者であろうとなかろうと関係なく、大半の受験者が専門講座を利用した学習スタイルをとっています。

難関資格と言われながらも、司法書士の人気は比較的高いため、力を入れているスクールも多く、分かりやすさ、利用しやすさを重視した専門講座が多数開講されています。

しかし、司法書士試験に関しては、学習期間が長期に渡ることも多いため、受講料が高額になりがちなので、利用する講座は慎重に選択したいところです。

実績のある大手スクールであれば、正直なところ、どの司法書士講座であっても、合格に必要なスキルは身に付くかと思われますが、カリキュラムや使用教材、講師陣によっては、自分に合わないと感じられることも出てくるはずです。

要は自分に合った勉強スタイルで学習することが何よりも重要なので、利用するしないにかかわらず、まずは学習を始める前に、複数社から案内資料を取り寄せるなどして講座内容を比較してみることをお勧めします。

そこで、司法書士試験対策には定評のある大手スクール(資料請求自体は無料)を2つほど挙げておくので、講座選びで迷っている方は参考にしてみてください。
司法書士試験講座の特徴
個別指導と少人数ゼミを〝ウリ〟にしている司法書士試験対策専門のスクール。

同スクールの資料請求者には、模擬授業、模擬ゼミのDVDなどが添付されてくるので、使用教材・カリキュラムをはじめとする指導体制をじっくりと確認した上で講座内容を検討できる点は解りやすく有難い。

ちなみに、コースによっては、教育訓練給付金制度が利用できるので、該当者は必ずチェックすること。
Wセミナーの事業譲渡により、現在は簿記・会計系の資格に強い大手資格スクールTAC運営している専門講座。

Wセミナーといえば、法律系の資格試験に強い予備校であり、特に人気講師を抱えるスクールとして知られているため、思いのほか受講者は多い。

ビギナーから上級者まで、幅広いコースが用意されており、国家試験対策に実績&ノウハウのある大手スクールなので、合格に必要な条件はすべて揃っている。