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2級建築士:合格率の推移状況

平成13年(2001年)度以降に実施された2級建築士試験合格率・受験者状況は下記表のとおりです。

学科試験 設計製図試験
受験者 合格者 合格率 受験者 合格者 合格率
平成13年 40,938 15,164 37.0% 22,309 12,155 54.5%
平成14年 38,867 12,426 32.0% 19,312 10,834 56.1%
平成15年 39,082 16,504 42.2% 21,792 12,103 55.5%
平成16年 34,922 15,322 43.9% 20,744 11,586 55.9%
平成17年 31,480 10,451 33.2% 16,535 9,018 54.5%
平成18年 31,145 11,640 37.3% 16,934 9,451 55.8%
平成19年 31,574 10,066 31.9% 14,090 7,178 50.9%
平成20年 34,342 12,867 37.5% 17,108 8,901 52.0%
平成21年 29,977 9,863 32.9% 15,652 8,298 53.0%
平成22年 26,371 10,401 39.4% 14,786 7,706 52.1%
平成23年 23,012 8,784 38.2% 13,389 7,039 52.6%
平成24年 21,421 7,059 33.0% 11,651 6,115 52.5%
平成25年 21,251 6,013 28.3% 9,185 4,864 53.0%
平成26年 20,788 7,881 37.9% 10,573 5,842 55.3%
平成27年 19,940 5,996 30.1% 9,456 5,103 54.0%
平成28年 20,057 8,488 42.3% 11,159 5,920 53.1%
回を重ねるごとに、2級建築士試験の受験者数は減少傾向にありますが、試験合格率は、学科試験の方は、若干変動が激しいものの、設計製図試験に関しては、比較的、安定した推移を見せているようです。
2級建築士:受験者数の推移グラフ
下記推移グラフを見る限り、2級建築士試験は、学科試験に比べて、設計製図試験の方が合格率は高く、易しい試験なのではないかと思われた方もいるかと思いますが、実際は設計製図試験の方が難しいと感じている受験者が多いようです。
2級建築士:合格率の推移グラフ
そのため、学科試験に関しては、市販のテキストや参考書等を使いながら独学で本試験に臨む受験者も少なくありませんが、設計製図試験に関しては、独学では対策が立てにくいと感じている受験者も多く、学科試験以上に気を引き締めて試験対策に取り組む必要がありそうです。




2級建築士:試験制度&出題傾向からみた難易度

2級建築士の学科試験はすべて、与えられた選択肢(五択)の中から正解肢を選び出す〝マークシート方式〟で行われます。

※ 2級建築士学科試験では、4分野(建築計画/建築法規/建築構造/建築施工)から各25問づつ出題されます。そのため、1分野あたりの試験時間は計算上90分となり、1問あたりにかけられる時間は〝3分36秒〟となります。もちろん、各問題の難易度によって解答時間は変わってきますが、宅建試験などに比べると、比較的、時間に余裕があります。

学科試験は、ほぼ出題パターンが決まっており、依然、過去問をベースとした内容が多いのが特徴です。

時事的な問題がやや増えている感も見られますが、大半が標準レベルの問題であり、しっかりと試験対策を行えば、独学でも十分合格圏内を狙えるでしょう。

ただし、2級建築士学科試験には足切りラインが設けられているので、極端な苦手科目を作ってはならない点に注意が必要です。
学科試験の合格基準点
総得点 建築計画 建築法規 建築構造 建築施工
平成21年 60点 13点 13点 13点 13点
平成22年 60点 13点 13点 13点 13点
平成23年 60点 13点 13点 13点 13点
平成24年 60点 13点 13点 12点 13点
平成25年 58点 13点 12点 13点 11点
平成26年 60点 13点 13点 13点 13点
平成27年 59点 13点 13点 13点 12点
平成28年 60点 13点 13点 13点 13点
設計製図試験は難しい !?
合格率自体は学科試験よりも設計製図試験の方が圧倒的に高い水準で推移していますが、2級建築士試験の最大の山場は後者の設計製図にあるとみてよいでしょう。

設計製図試験の試験時間は5時間(平成24年度より、30分延長)ですが、制限時間内に課題の設計を完成させるのは、思ったよりも至難の業です。

特に近年は課題発表時に要求図面が試験当日まで分からないケースもあり、要求図面の未指定が試験を難しくしている気配さえ見え隠れします。

しかし、2級建築士の設計製図試験は、難易度の高い高度な技術が要求されているというよりも、制限時間内に与えられた条件から図面をいかに完成させるかが最大のポイントとなってくるので、日頃の地道な訓練が如実に現れる試験です。

とはいえ、設計製図試験は実務経験年数が長い方でも、つまずいている受験生はいるので、合否を左右するポイントを押さえた試験対策をしっかり行う必要があるでしょう。
過去に出題された課題一覧
課題 出題ブロック
平成19年 ・住宅地に建つ喫茶店併用住宅
・木造2階建
全ブロック共通
平成20年 ・高齢者の集う趣味(絵手紙)室のある二世帯住宅
・木造2階建
平成21年 ・商店街に建つ陶芸作家のための工房のある店舗
・併用住宅
・鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)3階建
平成22年 ・兄弟の二世帯と母が暮らす専用住宅
・木造2階建
平成23年 ・趣味(自転車)室のある専用住宅
・木造2階建
平成24年 ・多目的スペースのあるコミュニティ施設
・鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)2階建
平成25年 ・レストラン併用住宅
・木造2階建
平成26年 ・介護が必要な親(車椅子使用者)と同居する専用住宅
・木造2階建
平成27年 ・3階に住宅のある貸店舗(乳幼児用雑貨店)
・鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)3階建
平成28年 ・景勝地に建つ土間スペースのある週末住宅
・木造2階建て
2級建築士試験は、受験者によっては実務経験年数等も絡んでくるので、仕事と勉強を両立しながら本試験に臨まなければならない受験者も多いとは思いますが、勉強不足になりがちな方は、特に本試験で狙われやすい論点を重点的に学習し、短期間で効率よく実力を身に付けていく必要があるので、場合によっては、専門スクールを利用した勉強法に切り替えてみるのも一法です。
設計製図試験の攻略ポイント

設計課題は事前(例年6月ごろ)に発表されますが、設計製図試験では、要求されている図面を全て制限時間内に描ききることが最重要課題なので、何よりもまず製図力を磨くことが重要!
専門講座では「いったいどのようなカリキュラムや教材を使って試験対策を行っているのか?」を把握することは、独学者にとっても重要な意味をもち、また、試験対策のヒントや、あるいは「独学よりも、この講座の方が自分の学習スタイルに合っているかも…」と、気付かされることがあるかもしれません。

要は自分に合った勉強スタイルで学習することが何よりも肝心なので、講座を利用するしないにかかわらず、一度、案内資料を取り寄せるなどして、使用教材やカリキュラム、サポート体制などをチェックしてみことから始めてみてはいかがでしょうか。
2級建築士講座の特徴
建築関連の受験指導校として有名な日建学院の全面協力と、教材つくりには定評のあるユーキャンとが手を取り合ったオリジナルテキストを使用している点がウリとなっている。

日建学院がもっている試験対策のノウハウが活かされた教材を使用するため、テキストや問題集に関しては、特に申し分ないと思われるので、教材選びが苦手な者は検討してみる価値があるだろう。

また、テキストだけではわかりにくい構造力学の計算問題などは、DVDを使って視覚的に解説することで頭に残りやすくしており、ユーキャンらしいビギナー受験者に配慮した工夫が随所に見られる点は評価したい。
受験指導には定評のある大手資格スクールなので、長年の蓄積された合格ノウハウを活かして、効率的に学習できるカリキュラムが組まれている。

また、最新の出題傾向や過去問を徹底的に分析したものを教材に反映し、その内容に沿った講義が行われるため、法改正や新試験制度に関する情報も自分で調べる手間が省けるので、受講者は学習に専念できる点は、独学にはない魅力である。

通信講座のみのユーキャンとは違い、TACのような資格スクールは、自分のライフスタイルに合わせて受講方法が選べるため、通学スタイルも選択肢に入れているような方には、検討してみる価値があるだろう。