介護福祉士 【合格ライン】

〜 知ってるようで意外と知らない !? 介護福祉士試験対策の常識・落とし穴 〜



コレだけは押える!介護福祉士試験 合格ライン(合格点)の推移状況
介護福祉士試験は独学に適した国家試験か!?



コレだけは押える!介護福祉士試験 合格ライン(合格点)の推移状況


(財)社会福祉振興・試験センターの公式HPによると、第24回以降の介護福祉士試験の合格基準
は次のように定められています。

筆記試験・実技試験ともに総得点の60%≠ェ合否判定の基準となってくるので、この基準に従うならば、筆記試験は72点以上、実技試験においては60点以上の得点を取れば合格することになります。

ところが、介護福祉士試験は問題の難易度で補正≠ニ表記されているように、前もって明確な合格ライン(合格点)が決められているわけではありません。

つまり、採点後にはじめて明確な合格ラインが公表される仕組みとなっているので、自分は72点以上の得点があったからといって、安心は出来ないということです。

そこで、参考までに、過去の受験データを基に、介護福祉士試験の合格ライン(合格点)推移状況を表にまとめてみました。



次の2条件を満たした者。

@ 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。

A @を満たした者のうち、以下の「10科目群すべてにおいて得点があった者。(配点は1問1点形式の120点満点)


1:人間の尊厳と自立、介護の基本
2:人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
3:社会の理解
4:生活支援技術
5:介護過程
  6:発達と老化の理解
  7:認知症の理解
  8:障害の理解
  9:こころとからだのしくみ
10:総合問題




課題の総得点の60%程度を基準として、課題の難易度で補正した点数以上の得点の者を実技試験の合格者とする。

すると、筆記試験に関しては、72点どころか80点台に合格ラインを設けている年度が、無いわけ
でもありません。



年度
合格ライン
筆記試験
[120点満点]
実技試験
[100点満点]
H16
84 点 (70.0%)
60.00 点
H17
82 点 (68.3%)
46.67 点
H18
73 点 (60.8%)
46.67 点
H19
77 点 (64.2%)
40.00 点
H20
82 点 (68.3%)
53.33 点
H21
76 点 (63.3%)
53.33 点
H22
75 点 (62.5%)
53.33 点
H23
71 点 (59.2%)
53.33 点
H24
75 点 (62.5%)
53.33 点
また、ここ数年は、基準となる72点を合格ライン(合格)に定めている年度はなく、H23年度に60%を若干下回ったものの、総得点の60%の得点では安心できない状況が続いています。

※ ただし、介護福祉士試験は、出題者のミスによる不適切問題もあるので、その分、合格点が押し上げられている(不適切問題は基本的に全員正解扱いされます)節は見え隠れしますが…。

したがって、今後どのような動きを見せるかは定かではありませんが、ここ数年の受験データをみる限り、介護福祉士筆記試験に関しては、総得点の70%(84点)以上の得点が取れれば、ひとまず安心と言えるかも知れません。

なお、介護福祉士実技試験の合格ラインについては、ここ数年、比較的安定した推移を見せているようで、合格基準を下回る水準で推移しています。

この点を踏まえると、公表されている基準点(総得点の60%)をひとつの目標得点と見てよさそうです。






介護福祉士試験は独学に適した国家試験か !?


一般的に、公的資格や民間資格に比べて国家資格に属する資格試験は難易度が高いと言われていま
すが、介護福祉士試験の合格率は、概ね50%前後と、比較的、安定した高水準で推移しています。

また、筆記試験は、すべて五肢択一のマークシート方式で行われること、本試験で出題される内容についても標準レベル問題が多いこと…等を総合的に考慮すると、市販テキストや問題集を使用した独学でも十分合格が狙える試験であるとみてよいでしょう。

※ 実技試験は、介護の現場で実際に起こりうるケースを想定した課題が出題されますが、合格率は高いようです。したがって、実務経験者であれば、試験対策用テキストのポイントをしっかりと押えて本番に臨めば、それほど心配する必要もないでしょう。

しかし、敢えて学習上の問題点を指摘するとしたら、下記に示す10科目群すべてにおいて得点することが合格条件のひとつ(0点の科目群がひとつでもあると不合格)となっているので、広範な試験範囲を、いかにして効率よく学習するかです。


年度
受験者
合格者
合格率
H18
130,034
60,910
46.8 %
H19
145,946
73,606
50.4 %
H20
142,765
73,302
51.3 %
H21
130,830
67,993
52.0 %
H22
153,811
77,251
50.2 %
H23
154,223
74,432
48.3 %
H24
137,961
88,190
63.9 %

※注 … 介護福祉士試験は、平成24年1月実施分(第24回)以降、試験制度が大幅に変わっています。

そのため、実務経験によって受験資格を得ているような受験者は、特に仕事と勉強を両立させなが
ら本試験に臨まなければならないので、極端な不得意科目をなくしつつ、バランスのよい学習法を
確立しなければなりません。




1:人間の尊厳と自立、介護の基本
2:人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
3:社会の理解
4:生活支援技術
5:介護過程
6:発達と老化の理解
7:認知症の理解
8:障害の理解
9:こころとからだのしくみ
10:総合問題
領域
出題予定数
《領域:人間と社会》
 ・人間の尊厳と自立
 ・人間関係とコミュニケーション
 ・社会の理解
16
《領域:介護》
 ・介護の基本
 ・コミュニケーション技術
 ・生活支援技術
 ・介護過程
52
《領域:こころとからだのしくみ》
 ・発達と老化の理解
 ・認知症の理解
 ・障害の理解
 ・こころとからだのしくみ
40
《総合問題》
 ・総合問題
12


そこで、福祉系学校を卒業してから大分ブランクがある・・・あるいは、仕事が忙しくて思うよう
に勉強ができないといった勉強不足がちな受験者は、特に本試験で狙われやすい論点を重点的に学
習し、短期間で効率よく実力を身に付けることのできる専門講座の利用を検討してみるのも良いで
しょう。

参考までに、介護福祉士試験対策に定評のある大手スクールを、下記に2つほど挙げておきます。

専門講座では「いったいどのようなカリキュラムや教材を使って試験対策を行っているのか?」を
把握することは、独学者にとっても重要な意味をもち、また、試験対策のヒントや、あるいは「独
学よりも、この講座の方が自分の学習スタイルに合っているかも…」と、気付かされることがある
かもしれません。

要は、自分に合った勉強スタイルで学習することが何よりも肝心なので、講座を利用するしないにせよ、一度、案内資料(資料請求自体は無料にしているスクールが多い)を請求するなどして、各講座のカリキュラムや教材内容等を比較検討してみましょう。

なお、近年、国は介護人材に対する質≠フ向上も目指しており、介護・福祉系の資格制度を見直し始めており、この流れは介護福祉士にしても例外ではなく、今後は試験の難化も予想されるので、介護福祉士の仕事に関心のある方は、出来るだけ早期に取得しておいた方が得策です。

※ 事実、2012年4月以降(3年延長)は、養成施設卒業生であっても国家試験を受験しなければなりません。





通学 … × / 通信 … ○
通学 … 〇 / 通信 … ○
女性が選んだ人気講座ランキングでは、常に上位にランクインしてくるのが、この介護福祉士講座である。

その理由はいくつか考えられるが、まず何よりテキストの使いやすさが人気を得ているひとつである。

各学習項目の重要度を★印で表示するなど、受験者がどの論点を重点的に学習すればよいか迷わないような工夫が随所に見られる。

また、メインテキストを中心に、合格に徹した副教材を使用することで、段階的にステップアップできるようなカリキュラムが組まれており、広範な試験範囲も迷うことなく勉強に専念できる点は評価したい。
介護・医療系資格には定評ある講座がニチイである。

合格に徹した教材を用いた反復学習を行うので、受講者は用意されたカリキュラムに従って勉強を進めていけば合格レベルの実力は身に付くだろう。

また、通信講座利用者が陥りがちな自分では気付いていない弱点≠焉A独自の成績分析システムで、あぶりだすことが出来る点は、ニチイならではの弱点克服法であり評価した。

後は好みの問題なので、一度、案内資料を取り寄せ、ユーキャンのカリキュラムや教材と比較し、自分でやりやすいと思った講座の方を利用すればよいだろう。

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