| コレだけは押える!介護福祉士実技試験対策の基礎知識 |
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鉛筆を握って黙々と解答用紙を埋めていく筆記試験とは異なり、試験委員の前で実際に演じなければならない実技試験には独特の緊張感があり、頭が真っ白になってしまう受験生も少なからずいるようです。
しかし、当日出題される課題は、介護の現場で実際に起こりうるケースを想定して作られた標準レベルの課題が出題されていること、また実技試験の合格ラインは、概ね40〜60%の得点で推移していることなどから、なにも採点のチェックポイントになっているすべてを完璧にクリアする必要はないので「4割ミスっても大丈夫!」くらいの気持ちで臨むことが大切です。

筆記試験では評価できない介護福祉士に求められるスキル(介護技術)を評価するための試験が実技試験です。
したがって、介護者の安全や安楽等に特に配慮しながら、指示された課題をこなすことが最重要ポイントになってきます。
介護福祉士実技試験で出題される課題は、介護の現場で実際に起こりうるケースを想定した日常レベルの問題が出題されるので、課題自体の難易度はそれほど高くありません。
そのため、試験委員が採点対象としているチェックポイントを、いかにミスなく演じきるかが合否の鍵を握ってきますが、従来に比べ、その採点ポイントが厳しくなってきているとの声も聞かれるので、実務経験者であっても油断せず、試験用教材を利用するなどして、しっかりと試験対策を行ってください。
試験時間:時間の都合上、5分以内の課題が多い。
採点方法:加点方式(チェックポイントを満たす度に得点を与える)
試験の流れ:試験会場には、モデルと試験官、試験補佐官の3人がおり、彼らの目の前で、与えられた課題(試験開始直前(会場によって異なってきますが10分程度のシュミレーション時間はあるようです)まで課題の内容は分からない)をもとに、モデル相手に介助を行います。 |

本番当日は何を着て行えばよいのか・・・といった服装で悩みを持つ方もいますが、この点については「ジャージとスニーカー」で試験に臨む受験者が多いようで、職場で常時身に付けている人などは、エプロンを持参してくる方もいます。
※ 靴 … 履き慣れている物を選び、紐付きなら解けないようにしっかりと結ぶこと!
なお、髪の長い女性の方は、ヘアゴムで束ねるなどしてから試験に臨むことをおススメします。

介護福祉士実技試験は、制限時間が5分程度と短めなので、与えられた課題を時間内でクリアできない受験者も中にはいるようです。
しかし、これまでの試験結果を振り返ってみると、試験時間をオーバーしたからといって、必ずしも落第するとは限らない(単に要領が悪いだけであったり、何度もやり直しをしているようなケースは除きますが…)ようなので、制限時間内でクリアすることを最優先するよりも、チェックポイントを慌てず丁寧な介助で行うことを心がけた方が良さそうです。
※ ただし、受験者が危険行為を行ったために、試験途中で試験官から終了宣告を受けた場合は、不合格となる可能性が高いと思ってください。

| 過去問題から学ぶ!介護福祉士実技試験攻略のポイント |
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介護福祉士は人を相手とする職務である以上、筆記試験だけでは、その介護スキルを把握することはできません。
特に介護の現場で、直接、介助に当たることも多い介護福祉士にあっては、利用者の安全はもとより、相手のプライバシー等にも細心の配慮が必要になってきます。
実技試験は5分間という短い試験時間ではありますが、モデル(要介護者)に危険行為が及ぶと判断された場合には、試験官から試験の中止を言い渡されることもあるので、過去問題や予想問題を繰り返し行い、シュミレーションしておくことで、あらゆる場面に対応できる基本的なスキルを身につけておくことが大切です。

■■さん(75歳)は左半身麻痺があり、歩行や着替えに一部介助が必要です。
これから入浴する予定です。脱衣室のいすに座っている■■さんを、肌の露出に配慮しながら上位を脱ぐ介助をしてください。(下半身はすでに脱ぎ、バスタオルを巻いています。)
その後、入り口の段差を越え、浴室に移動し、シャワーチェアーに腰掛けさせ、洗身用具を渡すまでの介助をしてください。(バスタオルをはずす必要はありません。)
■■さんが着用している黒のシャツ、スパッツ、靴下は肌とみなします。■■さんは、「はい」または「うなずく」のみです。 |
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チェック項目
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主な採点ポイント事項
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脱衣
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--≫ 健側からの脱衣。
--≫ 全身麻痺ではないため、自分でできるところは自分でやってもらう。
--≫ 用意されているバスタオルを肩にかける。 |
立位
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座位
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--≫ 浅く腰掛けさせ、健側に力を入れてもらう。[立位]
--≫ 健側を軸にし、椅子の中心に手を置いて座らせる。 また、深く座れてい
るかの確認を取る。[座位] |
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歩行介助
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--≫ 麻痺側を支え、健側からの歩行を促す。
--≫ 段差の前で一度立ち止まり、注意を促す。 |
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自己選択
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--≫ スポンジとタオルのどちらを使用するか選択権を与える。 |
実務経験によって受験資格を得ているような受験者は、仕事と勉強を両立させながら本試験に臨まなければならないので、いかに限られた勉強時間内で効率よく学習するかが合否の鍵を握ってきます。
そこで、仕事が忙しく思うように勉強時間が割けない…といった勉強不足がちな受験者等は、特に本試験で狙われやすい論点を重点的に学習し、短期間で効率よく実力を身に付けていく必要があるので、場合によっては、専門講座等を利用した勉強法に切り替えてみるのも良いかもしれません。
参考までに、介護福祉士試験対策に定評のある大手スクールを、2つほど挙げておくので、気になった講座があれば案内資料でも取り寄せてみてください。
専門講座では「いったいどのようなカリキュラムや教材を使って試験対策を行っているのか」を把握することは、独学者にとっても重要な意味をもち、また、試験対策のヒント(最近のパンフレットには出題傾向等の試験情報がまとまっているものも多い)や、あるいは「独学よりも、この講座の方が自分の学習スタイルに合っているかも…」と、気付かされることがあるかもしれません。 |
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年度
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合格ライン
[100点満点]
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H16
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60.00 点
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H17
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46.67 点
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H18
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46.67 点
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H19
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40.00 点
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H20
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53.33 点
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H21
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53.33 点
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H22
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53.33 点
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H23
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53.33 点
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H24
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53.33 点
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■介護福祉士試験豆知識 ■
介護技術講習を受講すれば介護福祉士実技試験は免除できる!?
従来、筆記試験合格者は実技試験を受験し、筆記と実技の双方の試験に合格してはじめて介護福祉士の資格が取得できる仕組みでしたが、試験制度の改正により、2005年度以降は、実技試験を受けなくても資格が取得できる免除制度が導入されました。
つまり、実技試験を受けずに介護福祉士の資格を取得することできるということです。
この免除制度により、介護福祉士の資格取得を目指す方の選択肢は広がりましたが、介護技術講習を受講する際には次のような点に気をつける必要があります。
チェック:試験免除は実技のみ!
介護実技講習を受講することで免除される介護福祉士の試験内容は2次試験に当たる実技試験のみ。したがって、講習修了者も筆記試験は受けなければならない。
チェック:受講終了証明書が交付されるとは限らない!
介護実技講習を受講したからといって、受講者全員が終了証明書を交付されるわけではない。講習内容の総合評価によっては、交付されない場合もある。
チェック: 受講終了証明書・受講決定通知書は介護福祉士の受験申込みの際に提出する!
実技試験の免除申請は、介護福祉国家試験の申込みと一緒に行うこと。その際、受講修了証明書等の原本を添付する必要があるので紛失しないよう大切に保管すること。
チェック: 実技試験の免除は3回まで!
介護技術講習終了証明書を交付された者は、実施後に行われる介護福祉士国家試験の実技試験が無制限に免除されるわけではない。たとえば、講習実施後に行われる第20回介護福祉士国家試験で不合格になっても、第21回、22回に行われる試験まで有効(実技試験免除)となる。 |
実技試験を苦手とする受験生などは、実技試験を受けるよりも、介護技術講習を選んだ方がよいと考える人も多いようですが、受講料(5〜8万円程度)がネックとなっている方も少なくないようです。
実技試験は、基本さえしっかりと押えて試験に臨めば、十分合格点を狙える試験なので、独学が難しいなら定評のある大手スクールの専門講座を利用するなどして、本試験に臨むのも一法かもしれません。
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