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やってはいけない!ケアマネージャー試験対策の勉強法

ケアマネージャー試験は、財団法人長寿社会開発センター刊『介護支援専門員 基本テキスト』に掲載されている範囲・内容から出題されるので、この基本テキストが勉強の中心となってきますが、先にも説明したとおり、ボリュームが多い上に要点もうまくまとまっていません。

つまり、試験対策向けの構成とはなっていないので、1ページ目から順々に読み進めていく勉強法は、特にビギナー受験者にはあまりおススメできないということです。

そこで、基本テキストとは別に試験対策向けテキストを用意し、基本テキストは辞書的(参考書には書かれていない部分の確認)に使うなど、補足的な使い方をした方が初学者には分かりやすいのではないでしょうか。

近年、本試験で出題される問題は、より実践的・実用的な問題が増えていることからも、従来の過去問中心の勉強から、理解力に重点をおいた勉強法に切り替えていく必要がありますが、大まかな学習パターンは、各分野の出題範囲をテキストで押えた後、過去問を含めた問題集に取り組むオーソドックスな勉強法が有効です。

その際、① 全分野をはじめに一通りザッと学習してしまうか、② 分野別に取り組むか分かれるところですが、この点は自分のやりやすいスタイルで取り組めば問題ないでしょう。

※ ただし、初学者は最初にテキストを通読してしまった方がよいかもしれません。

また、ケアマネージャー試験の出題形式はマークシート方式ですが、宅建試験のように単なる択一問題ではなく〝複択〟解答(次の5つの選択肢の中から正しいものを3つ選べ…的な問題が多い)が求められている点に大きな特徴がみられます。
まず最初にテキスト・参考書を通読する 通読はせずに分野ごとに学習を進める
試験の全体像が把握できるのでビギナー受験者向きだが、しっかりと計画を立てて進めていかないと問題集を解く回数が少なくなってしまう恐れがある。 試験の全体像がある程度理解できている中級者向きの勉強法。分野ごとにしっかりと理解できているか確認できるが、まだ学習段階に入っていない問題に当直面した場合、勉強がスムーズに進まない恐れがある。
そのため、受験者には、択一問題以上に幅広い知識と正確な知識がなければ正解に辿り着けない恐れもあり、この解答方式が、ケアマネージャー試験の難易度を上げている要因のひとつであるといっても過言ではありません。

そこで、練習問題や演習問題を解いた後には、正解したからその問題は大丈夫!と安心するのではなく、他の選択肢のどの部分に問題があり、間違っているのかを常にチェックすることが大切です。

※ 選択肢に出てくるような論点は、たいてい本試験で狙われやすい重要な論点であると思って間違いありません。そういう意味でも、他の選択肢の内容をチェックすることは非常に重要であり、効率的に学習することができます。
ケアマネ試験は独学に適した試験か !?
ケアマネージャー試験の難しさは、問題の難易度が上がっているということ以外にも、仕事と勉強の両立がうまくできていないといった現状が大きく影響しているのも事実のようです。

しかし、受験資格の性質上、どうしても仕事をしながらの受験者が多くなってしまうので、いかに試験で狙われやすい論点を重点的に学習するかが合否を左右するポイントになってきます。

近年の出題傾向や最新の試験情報(法改正が多い試験でもあります)を自ら分析・入手しながらの勉強は時間的にも厳しいという方は、専門講座等を利用しながら短期間で学べる勉強法に切り替えるのも一法です。

参考までに、ケアマネージャー試験対策に定評のある大手スクール(資料請求自体は無料)を2つほど紹介しておきます。

専門スクールでは「いったいどのようなカリキュラムや教材に則った試験対策を行っているのか?」を把握することは、独学者にとっても重要な意味をもち、また、試験対策のヒントや、あるいは「独学よりも、この講座の方が自分の学習スタイルに合っているかも…」と、気付かされることがあるかもしれません。

要は自分に合った勉強法で試験対策に取り組むことが何よりも重要なので、独学で始めるのか、それとも専門講座を利用するのか、まずは納得いくまでじっくりと検討してみましょう。
ケアマネ講座の特徴
30年の実績は伊達ではなく、合格ライン突破を最優先とした「知識定着→要点整理→実力確認」のステップアップ式学習法は、用意された教材とカリキュラムに従うだけで迷うことなく勉強に専念できるため、独学が苦手な方には有難い。

また、意外にもユーキャン講座よりも学費が安価(通学講座は除く)であること、コンピュータによる成績分析シートと合格ゾーン判定で自分の弱点を客観的に把握できるシステムは、ニチイならではの利点といえるだろう。
メインテキストを中心に、合格に徹したサブ教材を使用しているので、初学者でも段階的にステップアップできるようなカリキュラムが組まれており、広範な試験範囲も迷うことなく勉強に専念できる。

女性が選んだ人気講座ランキングでは、常に上位にランクインしてくる講座のひとつであるが、ユーキャンのケアマネ講座は給付金対象講座でもあるので、通信講座の利用を考えている人は、案内資料でカリキュラムや使用教材をひとつひとつチェックしてみることをおススメする。


国家試験?意外と知らないケアマネージャーの基礎知識

「国家試験だ!」「いや、違う!」といった対立が、なぜか起こってしまうケアマネージャーですが、結論から言ってしまうと国家試験ではありません。

したがって、ケアマネージャーの資格は国家資格ではないということになります。

このような対立がみられる背景には、資格関連書籍やサイトが少なからず影響(国家資格と表記しているものも中にはある)していると思われますが、現在のところ、都道府県が実施する運びとなっていることからも、ケアマネージャーは国家資格ではなく公的資格に属する試験であると理解しておきましょう。

※ 厚労省が国家資格への見直しを進めているといった話もあるようなので、今後は分かりませんが…
厚生労働省令で定める実務の経験を有する者であって、都道府県知事が厚生労働省令で定めるところにより行う試験(以下「介護支援専門員実務研修受講試験」という。)に合格し、かつ、都道府県知事が厚生労働省令で定めるところにより行う研修(以下「介護支援専門員実務研修」という。)の課程を修了したものは、厚生労働省令で定めるところにより、当該都道府県知事の登録を受けることができる…

【介護保険法より抜粋】
ケアマネ試験の解答免除制度とは?
ケアマネージャー試験には《解答免除制度》というものがあります。

これは、医師や介護福祉士のような資格を持っている者は、既に一定の知識が備わっているとみなされ、本試験で出題される問題の中で、該当する専門分野の問題については解答を免除しますといった制度です。

解答免除に該当する資格を持っている方は、試験対策を始める前に必ず確認しておきましょう。
資格別:解答免除 早見表
試験範囲 解答問題数 試験時間
介護支援分野
[25問]
保健医療・福祉サービス分野
保健医療サービス 福祉サービス
[15問]
基礎
[15問]
総合
[5問]
医師・歯科医師 受験 免除 免除 受験 40問 80分
薬剤師・保健師・助産婦・看護師・准看護師・理学療法士・作業療法士・あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・栄養士(管理栄養士)・義肢装具士・言語聴覚士・歯科衛生士・視能訓練士・柔道整復師 受験 免除 受験 受験 45問 90分
社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士 受験 受験 受験 免除 40問 90分
①・②・③又は①・③の資格を重複している取得者 受験 免除 免除 免除 25問 50分
②・③の資格取得を重複している取得者 受験 免除 受験 免除 30問 60分
上記以外の受験者 受験 60問 120分
※ 注意:受験者は必ず最新の解答免除内容を確認してください。

介護支援専門員基本テキストとは?
ケアマネージャーの試験対策を行う上で欠かすことのできない必須教材のひとつとが、冒頭でも触れた『介護支援専門員 基本テキスト』です。

※補足:2015年6月に改訂版(第7訂)が発行されています。ちなみに、その中身は5訂まではテキスト全4巻で構成されていましたが、6訂以降、法令・通知分野をCD-ROMに収録することで、テキストの冊数は全3巻となります。

ケアマネージャー試験の出題範囲・試験内容は、この基本テキストを中心に構成されているので、極端な話し、基本テキストさえ完璧に理解しマスターすれば、十分、合格が狙えます。

しかし、そうは言っても、この基本テキストは、全3巻(7訂)、計1,000ページを超えるボリューム(以前よりは薄くなった…)があり、かつ、要点もまとまった構成になっておらず、受験者の間では、いったいどこから手を付けたらよいのか分からないといった声も少なくありません。

そのため、受験者の多くは、試験対策向けの参考書や問題集を併用しながらの勉強が中心となってくるかと思いますが、ここ数年の試験レベル、合格状況などを踏まえると、独学では難しい(あるいは、仕事と勉強の両立が難しい)と感じている方も多いようなので、場合によっては、専門講座等の利用も検討してみましょう。

※ ただし、ケアマネ試験の難易度や学費等を考慮すると、個人的には通学よりも通信講座で十分対処できると考えます。そのため、専門講座の利用を考えている方は、受講者の多いユーキャンやニチイの講座から検討してみることをおススメします。