あなたの取得したい資格を徹底解析&分析する!資格試験対策の総合専門情報サイト
介護福祉士の合格率top
Top国家資格公的資格民間資格

介護福祉士試験:合格率の推移状況

介護福祉士試験合格率推移状況は、下記表のとおりです。

平成元年にスタートした第1回介護福祉士試験の合格率は、23.2%でしたが、その後は大幅に上昇し、近年は概ね50~60%代で推移していることが見てとれます。
介護福祉士:合格率の推移グラフ
そのため、一般的に難易度が高いとされている国家資格の中では、比較的、合格しやすい部類に入る試験と言えるかもしれません。
受験者 合格者 合格率
H元 11,973 2,782 23.2% -----
H2 9,868 3,664 37.1% (+13.9)
H3 9,516 4,498 47.3% (+10.2)
H4 9,987 5,379 53.9% (+6.6)
H5 11,628 6,402 55.1% (+1.2)
H6 13,402 7,041 52.5% (-2.6)
H7 14,982 7,845 52.4% (-0.1)
H8 18,544 9,450 51.0% (-1.4)
H9 23,977 12,163 50.7% (-0.3)
H10 31,567 15,819 50.1% (-0.6)
H11 41,325 20,758 50.2% (+0.1)
H12 55,853 26,973 48.3% (-1.9)
H13 58,517 26,862 45.9% (-2.4)
H14 59,943 24,845 41.4% (-4.5)
H15 67,363 32,319 48.0% (+6.6)
受験者 合格者 合格率
H16 81,008 39,938 49.3% (+1.3)
H17 90,602 38,576 42.6% (-6.7)
H18 130,034 60,910 46.8% (+4.2)
H19 145,946 73,606 50.4% (+3.6)
H20 142,765 73,302 51.3% (+0.9)
H21 130,830 67,993 52.0% (+0.7)
H22 153,811 77,251 50.2% (-1.8)
H23 154,223 74,432 48.3% (-1.9)
H24 137,961 88,190 63.9% (+15.6)
H25 136,375 87,797 64.4% (+0.5)
H26 154,390 99,689 64.6% (-0.2)
H27 153,808 93,760 61.0% (-3.6)
H28 152,573 88,300 57.9% (-3.1)
H29 76,323 55,031 72.1% (+14.2)
介護福祉士試験の今後…
平成20~21年、平成24~25年度において、若干、減少に転じたものの、介護福祉士試験の受験者数は、年々、増加傾向にあり、現在では15万人(年間)規模の人気資格となっています。
介護福祉士:受験者数の推移グラフ
これからさらに高齢者数が増加するであろう日本においては、介護の人手不足が懸念されており、需要が増える福祉系資格に注目している人が増えているとする見方もできましたが、平成29年度試験は受験者数が激減(前年度の約半分)しています。

近年、国は介護人材に対する〝質〟の向上も目指しており、介護福祉系の資格制度を見直し始めており、当年度から受験資格として実務者研修が義務付けられたのが要因とみられます。

非常に考えさせられる制度改正で、今後の動向に注目したいところですが、試験の難化も予想されるので、介護福祉士の仕事に関心のある方は、出来るだけ早期に取得しておいた方が得策かもしれません。

※補足:介護福祉士試験が免除されている養成施設卒業生も、2012年4月以降(3年延長)は、養成施設卒業生であっても国家試験を受験しなければなりません。




介護福祉士試験:合格ラインからみた試験難易度

これから介護福祉士の資格取得を目指す者にとって、試験の合格ラインは、非常に気になるところだと思います。

介護福祉士試験は《筆記》と《実技》とに分かれますが、その合格ラインは、ともに総得点の60%が基準となってくるようです。
筆記試験の合格ライン

次の2条件を満たした者

① 問題の総得点(125点)の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者

② ①を満たした者のうち、以下の「11科目群」すべてにおいて得点があった者(配点は1問1点形式の125点満点)

(1)人間の尊厳と自立、介護の基本
(2)人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
(3)社会の理解
(4)生活支援技術
(5)介護過程
(6)発達と老化の理解
(7)認知症の理解
(8)障害の理解
(9)こころとからだのしくみ
(10)医療的ケア
(11)総合問題


実技試験の合格ライン

課題の総得点(100点)の60%程度を基準として、課題の難易度で補正した点数以上の得点の者を実技試験の合格者とする
筆記試験に関しては、すべてマークシート【五肢択一】方式で行われ、合格ラインを超えた者は、順位に関係なく合格できる仕組みとなっています。

そのため、本試験で出題される問題レベル等を考慮すると、介護福祉士筆記試験自体の難易度は、さほど高くはないのですが、11科目群すべてにおいて得点があることも合格条件のひとつとされているので、極端な苦手科目がある方は、ある程度克服する必要がありそうです。

※ 実技試験では介護の現場で実際に起こりうるケースを想定した課題が出題されますが、基本さえしっかりと押えておけば、それほど心配する必要はありません。

したがって、実務経験によって受験資格を得ているような受験者は、仕事と勉強を両立させながら本試験に臨まなければならないので、いかに限られた勉強時間内で効率よく学習するかが、合否の鍵を握ってきます。

そこで、仕事が忙しく思うように勉強時間が割けない…といった勉強不足がちな受験者等は、特に本試験で狙われやすい論点を重点的に学習し、短期間で効率よく実力を身に付けていく必要があるので、場合によっては、専門スクールを利用した勉強法に切り替えてみるのも良いかもしれません。

参考までに介護福祉士試験対策に定評のある大手スクールを1つ紹介しておきます。

専門講座では「いったいどのようなカリキュラムや教材を使って試験対策を行っているのか」を把握することは、独学者にとっても重要な意味をもち、また、試験対策のヒントや、あるいは「独学よりも、この講座の方が自分の学習スタイルに合っているかも…」と、気付かされることがあるかもしれません。

要は自分に合った勉強スタイルで学習することが何よりも肝心なので、講座を利用するしないにせよ、一度、カリキュラムや教材内容等を比じっくりと検討してみてはいかがでしょうか。
介護・医療系資格には定評ある講座がニチイである。合格に徹した教材を用いた反復学習を行うので、受講者は用意されたカリキュラムに従って勉強を進めていけば合格レベルの実力は身に付くだろう。また、通信講座利用者が陥りがちな〝自分では気付いていない弱点〟も、独自の成績分析システムで、あぶりだすことが出来る点は、ニチイならではの弱点克服法であり評価したい。後は好みの問題なので、一度、案内資料を取り寄せ、ユーキャンのカリキュラムや教材と比較し、自分でやりやすいと思った講座の方を利用すればよいだろう。

豆知識:介護福祉士を目指す人は女性が多い?

平成29年に行われた第29回介護福祉士試験の合格者数は55,031名ですが、その合格者数を男女別に見ると女性が全体の約7割を占めています。

つまり、介護福祉士の資格取得者は、女性が圧倒的に多いということです。
男性 女性
H25 21,067 66,730
H26 25,865 73,824
H27 24,466 69,294
H28 24,869 63,431
H29 16,244 38,787
男女別合格者比率グラフ
しかし、要介護者の介助にあたる介護福祉士の仕事は、体力を必要(入浴の世話など)とするものも少なくないのが現状です。

福祉系の仕事は何かと女性の仕事だとして捉えたり決め付けたりする人が少なからずいるようですが、そんなことはありません。

ここ数年は男性の合格者数も徐々に増え続けているようですが、今後は男性も福祉や介護にもっと目を向け関心を持ち、介護の現場で率先して働く人が増えるような環境作りを行っていかなければならないのかもしれません。