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管理栄養士国家試験:合格率の推移状況からみた難易度

管理栄養士国家試験合格率の推移状況は、下記表のとおりです。
受験者 合格者 合格率
平成16年 第18回 27,871 4,350 15.6% (-4.2)
平成17年 第19回 30,475 7,705 25.3% (+9.7)
平成18年 第20回 20,570 5,504 26.8% (+1.5)
平成19年 第21回 21,571 7,592 35.2% (+8.4)
平成20年 第22回 22,073 6,968 31.6% (-3.6)
平成21年 第23回 23,744 6,877 29.0% (-2.6)
平成22年 第24回 25,047 8,058 32.2% (+3.2)
平成23年 第25回 21,485 8,599 40.0% (+7.8)
平成24年 第26回 21,268 10,480 49.3% (+9.3)
平成25年 第27回 20,455 7,885 38.5% (-10.8)
平成26年 第28回 21,302 10,411 48.9% (+10.4)
平成27年 第29回 19,884 11,068 55.7% (+6.8)
平成28年 第30回 19,086 8,538 44.7% (-11.0)
平成29年 第31回 19,472 10,622 54.6% (+9.9)
※1 管理栄養士国家試験は、第20回試験より、新制度、新カリキュラムで実施。
※2 第25回試験は、東日本大震災の影響により行われた追加試験(7/31)を含む。
管理栄養士:合格率の推移グラフ
従来、管理栄養士国家試験の合格者数は例年4,500人前後、合格率は概ね20%前後という、比較的、安定した推移を示してきましたが、平成17年度以降、ともに不安定な動きを見せはじめています。

また、年々、増加傾向にあった受験者数も、平成18年度になると、大きく減少(その後、徐々に増加傾向にありましたが、近年は減少ぎみ…)しており、このような不安定な動きをみせている背景には、試験制度の大幅な変更(試験科目の変更、免除科目の廃止、問題数の増加…など)があるとみて間違いなさそうです。




学校区分別合格率・出題傾向からみた管理栄養士国家試験の難易度

管理栄養士国家試験は新卒か・・・

それとも、卒業後、実務経験をしばらく積んでから試験に臨んでいるかによって合格率が大きく変わってきます。
学校区分別 合格率の推移
学校区分 受験者 合格者 合格率
平成27年
(第29回)
管理栄養士養成過程(新卒) 8,916 8,507 95.4%
管理栄養士養成過程(既卒) 2,041 530 26.0%
栄養士養成過程(既卒) 8,927 2,031 22.8%
合計 19,884 11,068 55.7%
平成28年
(第30回)
管理栄養士養成過程(新卒) 9,015 7,673 85.1%
管理栄養士養成過程(既卒) 1,656 90 5.4%
栄養士養成過程(既卒) 8,415 775 9.2%
合計 19,086 8,538 44.7%
平成29年
(第31回)
管理栄養士養成過程(新卒) 9,425 8,704 92.4%
管理栄養士養成過程(既卒) 1,918 353 18.4%
栄養士養成過程(既卒) 8,129 1,565 19.3%
合計 19,472 10,622 54.6%
学校区分別:合格率の比較
これは、試験制度の大幅な変更が多少なりとも影響しているかと思われますが、一旦、現場に出てしまうと、学校で学んだことを忘れてしまったり、多忙のため思うように勉強時間が取れない等の理由によって十分な試験対策が行えていないことも大きく影響していると考えられます。

そのため、既卒者や栄養士養成課程卒業者にとっては厳しい現状があり、新卒者以上に気を引き締めて本試験に臨む必要がありそうです。
出題傾向からみた試験難易度
新カリキュラムになってからは、9つの試験科目の他〝応用力試験〟というものが新たに追加されました。

このことからも分かるとおり、近年は、より受験者の判断力や応用力を試す問題が増えてきていることが伺えます。

つまり、本試験で、いかに基礎知識を基に各問題に対して臨機応変に対処できるかがポイントになってくるわけで、今後は暗記力よりも、より理解力を重視した勉強スタイルで試験対策に臨んでいく必要があるということです。

そういう意味では、従来のカリキュラムに比べ、難易度が高いと感じる受験者も多いかと思われますが、管理栄養士試験の合格基準は、従来と同じく総得点の60%とされており、なにも満点を目指す必要はないので、勉強方法さえ間違えなければ独学でも十分合格は狙えるはずです。

ただし、近年の出題傾向・試験難易度を踏まえると、卒業してから受験を決意した現時点までの時間が、しばらく経過してしまっている方、あるいは過去問にチャレンジしてみて少し不安を感じたという方は、専門講座の利用を検討してみるのもよいでしょう。
:生体エネルギーに関する記述である。正しいのはどれか。

(1)電子伝達系の電子受容体の1つに、酸素分子がある。
(2)クレアチンキナーゼは、クエン酸回路を構成する酵素の1つである。
(3)クエン酸回路には、酸素分子と基質が反応する過程がある。
(4)細胞膜では、ATPの分解と共役してK+イオンが細胞外に輸送される。
(5)酸化的リン酸化の過程では、Na+イオンの濃度勾配を利用してATPが合成される。

:患者は20歳の男性。3か月前から腹痛と下痢、ときに血便を生じるため受診した。来院時の身長は170cm、体重は50kg(最近の3か月で5kg減少)。大腸内視鏡検査を施行したところ、回腸末端から盲腸にかけて、びらん、縦走潰瘍を認めた。また、肛門には難治性の痔瘻が認められた。上記疾患の病態として誤っているのはどれか。

(1)食道にも病変が生じる。
(2)高齢者にも発症する。
(3)炎症部位に肉芽腫が認められる。
(4)炎症は粘膜層に限局する。
(5)病変は非連続性に出現する。
参考までに、管理栄養士講座を開講している大手スクールを2つほど紹介しておきます。

要は自分に合った学習スタイルで試験対策に取り組むことが何よりも肝心なので、無理なく始められる勉強法を、焦らずじっくりと検討してみてください。
管理栄養士講座の特徴
東京アカデミー
合格ラインが60%であることから、本試験で狙われやすい重要ポイントに的を絞ったオリジナルテキストを利用し試験対策の効率化を図っている。

合格に向けての勉強法ガイドブックや添削指導など、独学にはないユーキャンならではの工夫が随所に見られ、ブランクのある受験生にも配慮した点は評価したい。

ある程度、基礎知識が身に付いている受験生で、かつ、学費にあまり余裕がない…という方なら、一度、案内資料を取り寄せるなどして、使用する教材やカリキュラムをチェックしてみる価値はあるだろう。
通学講座を選ぶと費用が高めにつくので、管理栄養士の試験レベルを踏まえると、必ずしも通学講座の方が有利とはいえないが、生講義を受けたい!講師に直接、疑問点を質問したい!という受験生は、迷わず通学講座のあるスクールを選ぶべきであろう。

東京アカデミーでは、前期・後期・直前記に分けた、独自の3ステップシステムで実力養成を図るカリキュラムが組まれており、ブランクのある受験生でも段階的にスムーズにレベルアップができるような工夫がされている。

ただし、この学習法は自分には合わない…と感じている受講生もいるようなので、大手スクールという看板だけで即申込するような愚は避けるべきであり、必ず複数のスクールに案内資料を請求し、事前に教材やカリキュラム、学費等を入念にチェックしてほしい。


管理栄養士試験:豆知識

管理栄養士試験は、第20回試験以降、問題数が50問増加したため、計200問出題されます。

※補足:ガイドラインの変更により、第30回試験より、一部の試験科目に出題数の変更がみられます。
問題数 試験時間
午前 99問 150分
午後 101問 155分
試験科目 出題数
社会・環境と健康 17問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 27問
食べ物と健康 25問
基礎栄養学 14問
応用栄養学 16問
栄養教育論 15問
臨床栄養学 28問
公衆栄養学 18問
給食経営管理論 20問
応用力試験 20問
合計 200問
したがって、計算上、1問あたりに掛けられる時間は〝1分30秒〟程(もちろん、問題のボリュームや内容によって異なってきますが…)ですが、見直し時間等を考慮すると、それ以下で解答欄を埋めていく必要がありそうです。

そのため、本試験では時間の掛かりそうな問題は後回しにして、解ける問題から手を付けるなどの工夫をしながら、途中でタイムアウトになってしまわないよう十分気を付けて問題を解いていくことが大切です。