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日商簿記2級:合格率の推移状況

日商簿記2級検定試験の試験結果と合格率の推移状況は下記表の通りです。
申込者 受験者 合格者 合格率
平成24年 第130回(2月) 72,040 53,404 16,808 31.5% (-13.0)
第131回(6月) 64,353 48,341 14,834 30.7% (-0.8)
第132回(11月) 79,837 61,796 14,149 22.9% (-7.8)
平成25年 第133回(2月) 76,069 57,898 27,538 47.6% (+24.7)
第134回(6月) 58,206 42,703 5,920 13.9% (-33.7)
第135回(11月) 77,760 60,377 13,601 22.5% (+8.6)
平成26年 第136回(2月) 73,679 55,960 23,254 41.6% (+19.1)
第137回(6月) 54,773 40,330 13,958 34.6% (-7.0)
第138回(11月) 70,235 54,188 14,318 26.4% (-8.2)
平成27年 第139回(2月) 71,969 55,225 12,054 21.8% (-4.6)
第140回(6月) 62,473 47,480 16,395 34.5% (+12.7)
第141回(11月) 76,207 59,801 7,042 11.8% (-22.7)
平成28年 第142回(2月) 90,693 70,402 10,421 14.8% (+3.0)
第143回(6月) 58,198 44,364 11,424 25.8% (+11.0)
第144回(11月) 72,408 56,530 7,588 13.4% (-12.4)
日商簿記2級:合格率の推移グラフ
過去5年間(第130回~第144回)の試験合格率の平均値は26.3%ですが、ご覧のとおり、実施回によって、波があり安定した推移で動いていません。

このように合格率が大きく変動してしまう理由のひとつは、日商簿記2級検定試験が、相対評価ではなく絶対評価によって合否の判断をしているからです。

絶対評価とは、簡単に言ってしまえば〝規定の合格基準さえ満たした受験者は合格させる〟という意味の試験制度のことです。

そのため、絶対評価制度を導入している験においては、本試験で出題される問題の難易度が、標準よりも低ければ合格率も上昇しますが、逆に難問が多く出題されると、合格基準を満たすことのできない受検者が増えてしまうため、合格率がガクッと大幅に下がってしまうといった傾向が見られます。

そのいい例が第107回(最近では第134回、第141回)日商簿記2級検定試験で、この回に出題された問題の難易度(特に第2問はお手上げ状態の受検生も少なくなかったようで、合格率は5.7%)は極めて高く、目を疑いたくなるほど極めて低い合格率を示しています。

※補足:一方、相対評価とは〝受験者全体の上位●●%を合格者とする〟といったように、成績上位者から順に合格する試験制度。合格率は安定した推移を見せるが、その分、受験者同士の競争試験となりやすい。





資格の大原 簿記講座講座

合格率&試験問題からみた日商簿記2級試験の難易度

先にも説明したとおり、日商簿記2級は絶対評価試験なので、本試験で出題される問題のレベルによって合格率が大きく変動してしまうといった特徴があります。

そのため、本来であれば、十分2級に合格するだけの実力を備えていながらも、第107回日商簿記2級検定試験のような極めて難易度の高い回に当たってしまうと、不合格となってしまうケースもあるため、場合によっては〝〟に左右されてしまうようなところもあるようです。

※ ただし、試験実施後は、なにかと問題があったようで、今後は、このような極端に難易度の高い問題が出題されるケースは稀です。

とはいえ、基本的には概ね30%前後で推移していることこから、本試験で出題される問題の難易度は、ほぼ標準レベルにあると考えられます。
工業簿記の理解が合否を分ける!
日商簿記2級試験では、商業簿記の他に簡単な原価計算を含んだ〝工業簿記〟が出題されます。

本試験で出題される工業簿記の特徴として、1問目の問題が解けないと、それ以降の問題も解けないといったケースは少なくありません。

「商業簿記」であっても「工業簿記」であっても、簿記に関する基本的な仕訳や決算の仕組みはほぼ同じですが、「工業簿記は難しい、理解しがたい」といった感想を口にする受検者が多い理由は、原価計算など商業簿記以上に数学的要素が強く、また馴染みのない勘定科目が出てくるためだと考えられます。

しかし、工簿は総得点の4割を占める分野で、捨て問題とするわけにはいきません。

受検経験がある者から言わせてもらえば、日商簿記2級レベルなら、独学でも十分合格が狙える試験であると感じていますが、仕事が忙しく思うように勉強時間が取れない社会人受検者や、仕訳や工簿を苦手とする方は、専門の簿記講座などを利用したほうが、短期間に効率よく合格が狙えるのは確かなので、一度、検討してみるのもよいかもしれません。

日商簿記2級は人気資格なので、各専門スクールも力を入れており、大手スクールの講座であれば、その指導力や使用教材等に大差はないとみてよいでしょう。

そこで、簿記試験対策には定評のある大手スクール(かつ、ネットで無料の資料請求が行える講座)を3つほどピックアップし、その特徴を簡単にまとめておくので参考にしてみてください。

要は自分に合った勉強スタイルで学習することが何よりも肝心なので、利用するしないにかかわらず、一度、各講座のカリキュラムや教材内容等を、比較検討してみるとよいでしょう。
簿記講座の特徴
資格の大原 簿記講座
大原同様、簿記会計系資格には特に実績のある大手スクールが資格の学校TACである。指導体制には定評があり、忙しい社会人でも、無理なく合格できるよう、学習効果や効率を最大限に考えたカリキュラムが用意されている点は、まさに大手ならでは。毎年、大勢の合格者を出していることから、使用する教材・カリキュラムをこなせば、合格するだけの実力は身に付く。 日商簿記2級までは通信講座で十分対応できると感じているため受講スタイルの豊富な点は評価したい。大原では、毎年、大勢の合格者を出しているだけに、教材を基にカリキュラムをこなせば、合格に必要な実力はまず間違いなく身に付く。後は受講者の好みの問題となるので、他スクールの使用教材・カリキュラムを比較してみると良い。 簿記2級レベルまでは独学でも十分合格が狙える試験なので、通信講座専門の資格スクールを選択するというのも一法である。産業能率大学の通信講座は、利用者も多く、それなりに実績もあるので、費用を少しでも抑えたいなら、検討してみる価値はあるだろう。しかし、個人的には、簿記関連の資格なら、やはり大原やTACの方をおすすめしたい。