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矢印分析!エネルギー管理士試験:合格率の推移状況

矢印試験合格率からみたエネルギー管理士試験の難易度
昭和54年に制定された『エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネルギー法)』に基づき、経済産業省が認定する国家資格が〝エネルギー管理士〟です。

エネルギー管理士の資格取得ルートは大きく2通りに分かれますが、そのひとつが、エネルギー管理士試験に合格した後、免状交付を受けるルートです。

一般に国家資格に属する資格試験は、公的資格や民間資格などに比べると、難易度が高く合格率が低いと言われていますが、エネルギー管理士試験も同じく難易度が高く合格率の低い試験なのか・・・!?

これまでの試験データを基に、少し客観的に分析してみたいと思います。
エネルギー管理士の資格取得までのプロセス




分析!エネルギー管理士試験:合格率の推移状況

省エネルギー法の改正に伴い、エネルギー管理士制度も見直され、平成18年度以降、新たな試験制度がスタートしましたが、選択専門科目があるため、受験者は《電気分野》か《熱分野》を選んで受験しなければなりません。

つまり、電気管理と熱管理の区分が廃止され統合されたとはいえ、どちらの専門科目を受けるかによって試験内容が異なってくるということです。

そこで、各分野における試験結果をまとめてみたところ、試験合格率は下記表に示すような動きを見せていることが分かりましたが、平成25年度以降、試験センターが分野別データを非公開にしてしまいました。

なぜそのような行動に出たのか解せないものがありますが、非公開としてしまった以上、立場の弱い受験者としては知りようがなく、平成25年度以降は、合算データのみの資料を基に推測するしかありません。
電気分野 熱分野
受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率
平成14年 4,354 1,074 24.7% 4,053 1,508 37.2%
平成15年 5,131 1,266 24.7% 4,692 1,897 40.4%
平成16年 5,038 1,617 32.1% 4,248 1,550 36.5%
平成17年 4,641 1,074 23.1% 4,309 1,216 28.2%
平成18年 4,260 898 21.1% 4,079 1,088 26.7%
平成19年 4,368 981 22.5% 4,768 1,318 27.6%
平成20年 4,701 705 15.0% 5,279 1,349 25.6%
平成21年 5,347 1,588 29.7% 6,372 1,875 29.4%
平成22年 5,702 1,450 25.4% 6,814 2,940 43.1%
平成23年 5,404 1,176 21.8% 6,493 1,182 18.2%
平成24年 5,003 836 16.7% 7,046 1,973 28.0%

平成25年度以降、分野別の試験データ(受験者、合格者、合格率)非公開のため、合算のみ公開

受験者数 合格者数 合格率
平成25年 11,102 3,094 27.9%
平成26年 10,613 2,280 21.5%
平成27年 10,537 2,454 23.3%
平成28年 10,468 2,108 20.1%
さて、データ非公開になってからは、分野別の受験状況を把握することはできなくなってしまいましたが、このデータによると、受験者数においては、近年は熱分野の方が増加傾向にある逆転現象が起きており、おそらくその傾向は現在もそう変わらないのではないでしょうか。
エネルギー管理士:受験者数の推移グラフ
一方、試験合格率の方は、これまで電気分野に比べると、熱分野の方が平均して高い水準で推移していましたが、平成23年には熱分野の合格率が大幅に落ち込んでいます。
エネルギー管理士:合格率の推移グラフ
双方の分野に言えることですが、合格率は比較的安定した推移を示していた時期もありますが、近年は全体的に見ると変動が激しいようです。

特に熱分野では、平成22年度に急激な上昇(+13.7ポイント)を見せたかと思えば翌年には激しく落ち込んで(-24.9ポイント)おり、電気分野では平成20年、21年度にかけて激しい変動(-7.5ポイント【平成20年】/ +14.7ポイント【平成21年度】)が見られ、試験問題の難易度を安定させることに苦労している様子がうかがい知れますが、このような分析が今後できないというのは残念でなりません。




試験合格率からみたエネルギー管理士試験の難易度

先に示した資料からもわかるとおり、エネルギー管理士試験は分野にかかわらず、ここ最近の合格率は特に安定した推移を示していません。

これは、エネルギー管理士試験が相対評価ではなく、絶対評価による合否判定基準を用いていることが原因のひとつと考えられます。
相対評価試験とは? 絶対評価試験とは?
「受験者の上位●%」といったように成績上位の者から順に合格する試験制度。単純に合格基準さえ満たせば良いという試験ではないため、受験者同士で競い合わなければならず、受験者自身の本当の実力が問われやすい。そのため、母集団の能力が高い(ライバルの成績が上がる)と、基準レベル自体が高くなるが、絶対評価試験のように試験問題の難易度によって合否が左右されるといったことは少ない。 規定の合格基準(例:100点満点中70点以上で合格)さえ満たしていれば、原則、合格する試験制度。つまり、試験機関が事前に公表している合格基準さえ満たせばよく、受験者同士で競い合うことがない。そのため、試験問題の難易度により、合格者数が大幅に変動しやすいのが特徴(試験問題が易しいと大量に合格者数が出るが、試験問題の難易度が高い時期に受験すると合格者数も激減してしまう…いわば運的要素も強い)。
なお、エネルギー管理士試験の合格基準は公表(各課目の得点が60%以上)されているので、受験者はとりあえず〝正解率7割〟がひとつの目安となりそうです。

※ 各設問ごとの詳しい配点については開示されていないため、単純に正解率6割を目標とすると、総得点において60%を下回るおそれが出てくるため、正解率7割程度が安全圏にあると思われます。
試験合格率は見かけ以上に高い?
熱分野では、平成22年度の試験において久しぶりに合格率が40%(平成15年度以来)台まで上昇しましたが、エネルギー管理士試験は分野にかかわらず、概ね20~30%台で推移しているようです。

この数値を高いとみるか低いとみるかは、人ぞれそれ感じ方が違うかと思われますが、ちょこっと勉強すれば合格できるようなレベルの試験ではなさそうです。

しかし、このエネルギー管理士の資格は少し特殊で、一定の指定工場では資格取得者を配置することが義務付けられています。

そのため、業務の一環として会社から資格を取得するよう迫られる者もいるため、中には仕方なしに勉強している中途半端な受験者も少なくないことが予想されることから、試験対策を行っていない受験者層によって合格率が引き下げられていると見られます。

したがって、エネルギー管理士の資格取得を目指して、しっかりと試験対策を行っている方にとっては、公表されている合格率以上に高い確率で合格しているはずです。

また、平成11年度以降、エネルギー管理士試験は、科目合格制(全4科目を3年以内にクリアすればOK!)が導入されているので、一発合格する必要はなく、受験者の負担も軽減されているので、独学でも、比較的、学習しやすい部類の国家試験であると言えるでしょう。
(過去問題:熱分野)

各種の農業廃棄物などから製造される燃料は一般にバイオマス燃料と呼ばれ、これを化石燃料の一部に代替使用することは【①】の排出量を低減する方策の一つとして注目されている。バイオマス燃料のうち【②】 はガソリンと混合するなどして既に実用が始められている。また、別種の有望なバイオマス燃料として、軽油相当の性状を有する【③】がある。

〈解答群〉
ア.CO2  イ.NOx  ウ.VOC  エ.ばいじん  オ.バイオエーテル
カ.バイオエタノール  キ.バイオメタノール  ク.バイオディーゼルフューエル  ケ.バイオサーファクタント


(過去問題:電気分野)

コンピュータで用いられる文字コードは、主として英数字を対象とする【④】バイトコードと、文字数の多い日本語などを表現する【⑤】バイトコードに大別される。【④】バイトコードの代表的なものとして、米国規格協会が制定した ASCI Iコードや、2進化 10進数を数字以外にも拡大し汎用計算機で利用されることが多い【⑥】コードがある。【⑤】バイトコードの代表的なものとして、各国の文字を統一的に扱うコードでは【⑦】や、日本語コードでは ASCI Iコードとの切換えのための制御文字列を必要とする【⑧】コードがある。

〈解答群〉
ア.1  イ.2  ウ.4  エ.8  オ.ANSI  カ.EBCDIC  キ.EUC  ク.MPEG
ケ.JIS漢字  コ.シフトJIS  サ.Unicode