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※注意:大幅な試験制度改正(平成21年)が行われたため、試験対策にはあまり役に立ちません(今後、見直す予定…)。

コレだけは押さえる!基本情報技術者試験の合格ライン

スコア導入による独自の配点方式
基本情報技術者試験合格ラインを知る前に、まずは基本情報技術者試験が導入している独自の配点方式を押さえておきましょう。

試験は午前・午後の部に分かれますが、どちらの部も1問1点からなる単純な均等配点による採点方式ではありません。

午前の部は、独自の《IRT理論》によりスコアを算出し、午後の部は、受験者の得点結果からスコアを算出する方式を採用しています。
配点方法 配点割合
午前試験 各問題に配分されるスコアが変動するIRT理論(受験者の正解率・不正解率等の状況を分析した後、スコアを配分)を採用しているため、たとえ正解数が同じ受験者であっても、総得点(スコア)によって差異が生じてくる。 非公開
午後試験 受験者の得点結果から、ある計算式によりスコア(各問題の配点割合は10~20%程)を算出する。 公開
試験の合格ライン
基本情報技術者試験は〝スコア(最低:200点 ~ 最高:800点)〟と呼ばれる独自の採点方式を導入しているだけでなく、午前試験においては、その配点割合すら非公開なので、残念ながら明確な合格ラインは不明です。

ただし、「午前試験」「午後試験」ともに、概ね7割以上の正解率、かつ、600点以上のスコア得点が、基本情報技術者試験の合格ラインだと言われています。

※ 基本情報技術者試験の合格率は上昇傾向にあるため、ボーダーラインが下がってきているでは?という話も聞こえてきますが、その真相は定かではありません。
基本情報技術者試験 スコア分布表
スコア(点) 午前試験 午後試験
750~800 384 2,541
700~745 1,583 6,085
650~695 5,020 7,454
600~645 10,532 8,649
550~595 12,695 7,627
500~545 13,198 7,159
450~495 9,636 6,521
400~445 4,733 6,321
350~395 1,131 4,373
300~345 86 2,136
250~295 8 437
200~245 4 41
合計 59,010 59,344
スコア分布表
なお、基本情報技術者試験対策講座を開講している資格スクールなどでは、独自のスコア換算を公表しているので、そのスコアを基に、ある程度、合否の予測を付けることは可能なようです。




独学 or 講座 !? 基本情報技術者試験対策の常識

独学に適した資格試験か !?
下記に示す合格率推移表に目を向けると、基本情報技術者試験の合格率は、近年、上昇傾向にあることが見て取れます。

そのため、「試験問題が易しくなった…」「合格ラインを下げたのでは…?」といった話も飛び交っているようですが、合格しやすい状況にあるのは、受験者にとってチャンス以外の何ものでもありません。
試験年度 受験者 合格者 合格率
平成17年 春期 67,444 9,616 14.3%
秋期 74,122 9,493 12.8%
平成18年 春期 62,613 9,202 14.7%
秋期 71,054 17,163 24.2%
平成19年 春期 60,710 13,902 22.9%
秋期 71,302 16,898 23.7%
基本情報技術者試験:合格率の推移グラフ
いずれにせよ、この傾向が今後も永続的に続く保証はまったくないので、基本情報技術者試験の資格取得を考えている人は、この機会に早期合格を勝ち取ってしまうのが得策と言えるでしょう。

しかし、合格率が上昇傾向にあるとはいえ、20%前後という、比較的、狭き門であること、また、日常生活では、ほとんど使われない専門用語が頻繁に出てくるため、初学者の方は、学習しづらい側面をもっています。

基本情報技術者試験は人気も高く、市販の問題集やテキストも、比較的、充実しているので、コンピュータに強い人であれば独学でも十分合格は狙えますが、IRT理論を採用している独特の試験であるため、いかにスコアの高い問題をどれだけ正解に結びつけるかが合否を分けるポイントとなってきます。

そのため、資格スクールの基本情報技術者講座(通学/通信)を利用しながら、本試験で狙われやすい論点を重点的に学習する試験対策法をとっている受験生も少なくないようです。

※ 特にコンピュータ関連の知識が乏しい受験者で短期合格を狙う場合は、専門の資格スクールなどを利用した方が効率的といえる資格試験です。

そこで、参考までに、基本情報技術者試験対策講座を開講している大手スクールを、下記に2つほど紹介しておきます。

専門スクールでは「いったいどのようなカリキュラムや教材に則って試験対策を行っているのか?」を把握することは、独学者にとっても重要な意味をもち、また、試験対策のヒントや、あるいは「独学よりも、この講座の方が自分の学習スタイルに合っているかも…」と、気付かされることもあるかもしれません。

要は、自分に合った勉強スタイルで学習することが何よりも肝心なので、利用するしないにせよ、一度、各講座でのカリキュラムや教材内容等を、比較するなり検討するなりしてみるのもよいでしょう。
基本情報技術者講座の特徴
資格スクールの大手、TACが開講している専門講座。

先に紹介した産業能率大学の講座は、TACが関与した提携コースといったが、TACが開講しているこちらの講座は、ビギナー受験者から経験者まで、受講者のレベルに合わせたコースが複数用意されているため、コース選択ができるという点で産業能率大学とは大きく異なる。

価格はやや高めだが、自分の実力に合わせたコースを利用しながら効率よく学習したければ、TACを検討してみる価値はありそうだ。
数多くの講座を提供する通信講座の大手スクールが産業能率大学である。

資格の学校TACの提携講座らしく、試験対策のプロ集団が出題傾向を分析した上で作成したオリジナルテキストや問題集を使用しているため、合格に必要な実力を無理なく身に付けることができる。

また、実力を客観的に評価するために公開模試なども実施しているため、独学は不安だが講座費用をできるだけ押えたいという方は検討してみてほしい。

豆知識:基本情報技術者の資格は就職・転職時に役立つ?

プログラマやシステムエンジニアと呼ばれる情報処理技術者は、非常に高度なコンピュータ知識や技能を備えていなければ務まりません。

そんな情報処理技術者を目指す人が、コンピュータに関する基礎的知識や技能を広く浅く学ぶための資格が基本情報技術者試験です。

そのため、資格取得後、さらに難易度の高いソフト開発技術者やテクニカルエンジニア等の上位IT系資格を目指す受験者は少なくありません。

したがって、基本情報技術者試験合格者が、直ぐに現場の技術者として、システム設計をしたりプログラミングを作成する即戦力として起用されることはないため、特に即戦力を重視しているようなIT企業の就職・転職を希望しているような場合には、この資格が必ずしもに有利に働くとは限りません。

しかし、世間一般での資格(旧第2種情報処理技術者試験)知名度は比較的高いため、この資格保有者は、コンピュータに関する知識・技能がある程度備わっている者と評価されるだけでなく、資格取得が就職試験の条件であったり、資格手当て(数千円~1万円程)や一時金が出たりする会社もあるようなので、一概に就職や転職時に評価されない資格であるとは言い切れません。