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コレだけは押える!漢検4級の試験概要

漢検4級で出題される漢字の範囲は、小学校で習う学年別漢字配当表のすべての漢字(1,006字)に、その他の常用漢字が300字程加わった、1,322字が対象となります。

※ 小学校で習う漢字については教育漢字一覧 [NYAO's Pageより] が参考になります。

漢検4級の出題レベルは〝中学校在学程度〟の実力と位置づけられていますが、3級、準2級に次いで受検者数の多い階級であり、4級といえど、その出題内容は決して侮れないものがあります。

※ 一般的に漢検が社会的に評価される等級は2級以上であると言われていますが、漢字力に不安がある方の中には、4級から学習を始め、徐々にステップアップしていく受検者も少なくありません。

というのも、漢検とは、単に漢字の読み書きができれば合格!といった試験問題ではないからです。

もちろん、漢字の読み書きが試験の中心ではありますが、四字熟語や類義語・対義語、あるいは部首や熟語の構成といった漢字に関する知識が様々な形で問われるため、たかが中学2年生レベルと馬鹿にしていると、不合格になることも十分考えられるのです。

そこで、現在の自分の漢字力が4級レベルに達しているかを確かめる意味でも、力試しに練習問題(下記に掲載)にチャレンジしてみることをおススメします。
4級の試験概要
試験区分 公的資格
受験資格 なし
試験地 国内・海外の主要都市
願書配布受付期間 下記、表を参照
受検票送付 検定日の約1週間前
※ 検定日3日前になっても届かない場合は、協会本部へ問い合わせること
検定料 2,500円
試験時間 1時間(15:30~16:30)
試験形式 筆記試験
出題内容 上記、出題パターンを参照
合格基準 200点満点中、70%程度(140点)の正解率
※ 検定状況により、140点以下でも合格するケースはあります
合格発表 試験日から、概ね40日後
※ 受検者全員に検定結果を郵送し、合格者には、合格証書・合格証明書を送付
合格率 %(平成28年度 第3回)
主催団体 公益財団法人 日本漢字能力検定協会
TEL:0120-509-315


漢検4級:試験日程と合格率の推移状況

試験日程の詳細
公益財団法人・日本漢字能力検定協会が主催している漢検は、4級に限らず、すべての級において、年3回実施されます。

ちなみに、検定日程《個人受検》の詳細については、下記日程表をご覧下さい。

※ 個人受検と団体受検(学校や企業などで志願者が一定人数以上集まると団体受検ができ、準会場として学校や会社内で受検会場が設けられる)とでは日程が異なります。
平成29年度:日程表(個人受験)
回数 検定日 書店等受付期間 願書協会必着日
第1回 6月18日(日) 3月1日(水)~ 5月15日(月) 5月18日(木)
第2回 10月15日(日) 7月1日(土)~ 9月12日(火) 9月15日(金)
第3回 翌年2月4日(日) 11月1日(水)~ 12月22日(金) 12月27日(水)
※ 念のため、受検者は各自必ず公式HP等で確認すること!

受検者の合格率状況
下記に示した試験結果を見ても分かるとおり、漢検4級の合格率は、比較的高く、概ね50%前後で推移しています。

出題範囲だけでなく、問題のレベル自体も上位級に比べ、比較的抑えられているので、中学生以上であれば、市販のテキストや問題集を利用した独学で特に支障は無いと思われます。
志願者数 受検者数 合格者数 合格率
2014年
[H26]
第1回 91,485 89,611 45,696 51.0% (+1.0)
第2回 118,386 116,310 59,445 51.1% (+0.1)
第3回 99,122 94,593 45,317 47.9% (-3.2)
2015年
[H27]
第1回 86,216 82,898 41,988 50.7% (+2.8)
第2回 113,645 110,372 57,279 51.9% (-1.2)
第3回 93,858 89,542 47,313 52.8% (+0.9)
2016年
[H28]
第1回 82,858 80,202 40,009 49.9% (-2.9)
第2回 104,334 100,624 48,919 48.6% (-1.3)
第3回 87,495 82,448 42,868 52.0% (+3.4)
漢検4級:合格率の推移グラフ
また、本試験における出題パターンも、ほぼ決まっていることから、試験対策も立てやすく、漢検4級対策向けの市販テキストや問題集を利用するだけで、十分、合格するだけの実力は身に付くはずです。
4級試験の出題形式と出題配分
出題形式 配点 合格基準
(一) 読み 30点 200点満点 140点前後
[70%程度]
(二) 同音・同訓異字 30点
(三) 漢字の識別(穴埋め) 10点
(四) 熟語の構成 20点
(五) 部首 10点
(六) 対義語・類義語 20点
(七) 漢字と送り仮名 10点
(八) 四字熟語 20点
(九) 誤字訂正 10点
(十) 書き取り 40点
しかし、先にも述べたとおり、漢検とは単なる読み書きだけが試される試験ではないため、大半の受験者が苦手とするであろう四字熟語や類義語・対義語などをいかに克服し、得点配分の高い漢字の読み書きで、どれだけ高得点を取れるかがポイントになってきます。

そこで、練習問題を解いてみた結果、思ったほど点数が取れなかった、市販問題集ではどんなテキストを使ったらよいのか迷ってしまうなど、独学に一抹の不安を感じている方は、通信制の専門講座を検討してみるのも悪くはないかもしれません。

この種の試験は、自分が続けられる学習スタイルを確立することが何よりも大切なので、ユーキャンや産業能率大学などの通信講座が、いったいどのような教材やカリキュラムで試験対策を行っているのかをまずは確認し、それを踏まえた上で、自分のやりやすい学習スタイル(独学or講座)を決めても遅くはないでしょう。



漢検4級:過去問例

問1:読み

1.戒める 2.枯淡 3.光沢 4.過渡期 5.耳目

問2:書き取り

1.【メガネ】をかける
2.議案の【ホソク】資料を渡した
3.感動をノートに【シル】しておく
4.古寺の【ケイダイ】
5.子供と【タワム】れる

問3:部首

次の漢字の部首を①~④の中から選べ。

1.再 (① 土 ② ニ ③ 一 ④ 冂)
2.奥 (① 米 ② 大 ③ 八 ④ 一)
3.類 (① 米 ② 大 ③ 貝 ④ 頁)

問4:四字熟語

1.同工【イ】曲
2.雲【サン】霧消
3.山紫水【メイ】
4.温【コ】知新
5.【キ】死回生

問5:対義語・類義語

下記語群の中から適当な語句を選んで漢字に直し、類義語・対義語を作れ。

対義語:1.歓声-嘆■ 2.徴収-■入
類義語:3.手柄-功■ 4.秘伝-■意

〈 語群 〉
のう / ろう / ごく / そく

問6:送り仮名
1.観覧席を【モウケ】る
2.【ケワシイ】道のり
3.【キタル】る十日

様々な角度から漢字に関する知識が問われるため、4級とはいえど侮れない出題問題となっています。

そこで、どうしても単調な暗記中心型の勉強法になりがちな独学では、ちょっと心配…という方は、試験対策を始める前に、ユーキャン等が開講している通信講座の案内資料を取り寄せて検討してみるのもよいでしょう。

※ ユーキャンは、漢検にありがちな単調な試験勉強をできるだけ回避するため、テキストに講話(漢字の起源や成り立ち、歴史等をイラストなどで解りやすく解説)などを掲載することで、飽きさせない工夫を随所に盛り込んでいます。

ただし、漢検4級の出題レベルを考えると、基本、独学で十分対処できる試験なので、コスト面を重視する方は、じっくり検討することじから始めてください。
解答

問1:(1)(いまし)める (2)こたん (3)こうたく (4)かとき (5)じもく
問2:(1)眼鏡 (2)補足 (3)記 (4)境内 (5)戯
問3:(1)④ (2)② (3)④
問4:(1)異 (2)散 (3)明 (4)故 (5)起
問5:(1)息 (2)納 (3)労 (4)極
問6:(1)設ける (2)険しい (3)来る