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矢印漢字検定3級:やっていはいけない勉強法

矢印漢字検定3級:過去問から見る出題傾向と試験対策
漢字検定が社会的に評価される階級は、通常〝2級以上〟と言われていますが、2級の出題問題は侮れないものがあり、合格率も決して高くありません。

そのため、まずは3級をパスし、それから徐々にステップアップを図る受検者も多いようです。

そこで、漢字検定3級の合格に欠かせない勉強法や過去問からみた出題傾向等ついてまとめておきます。

漢字検定3級:やっていはいけない勉強法

漢字検定3級では、小学校で習う常用漢字1,006字に、その他の常用漢字が約600字程加わった約1,600字の漢字が出題対象となってきます。

本試験における3級の出題レベルは〝中学校卒業程度〟と位置づけられているので、小~中学校の総まとめ的な階級であると理解しておけばよいでしょう。

漢字検定3級の合格率は、毎回、概ね50%台で推移していることから、比較的、合格しやすい試験です。
漢検3級の試験結果グラフ
過去問を分析してみても、準2級や2級のような上位級に比べて問題自体のレベルが抑えられています。

また、出題パターンに関しても、4級試験とほぼ同形式で出題されます。

そのため、若干、試験範囲や難易度は上がるものの、4級試験合格者は市販の問題集を利用した勉強法で十分合格が狙えるはずです。

※ 小学生が受検するような場合は、まだ習っていない漢字が多く出題されるため、難易度が高いと感じられるかもしれませんが、漢検は暗記型の試験なので合格できないということはありません。
難易度と出題領域
出題レベル チェック小学校学年別漢字配当表のすべての漢字と、その他の常用漢字600字程度を理解し、文章の中で適切に使えるようにする。
領域 読み書き チェック約1600字の漢字が読める。学年別漢字配当表の漢字を身につけ、文章の中で適切に使える。

◇ 音読みと訓読みを正しく理解すること
◇ 熟字訓、当て字を理解すること(乙女/おとめ、足袋/たび 等)
◇ 対義語、類義語、同音・同訓異字を正しく理解すること
◇ 熟語の構成、四字熟語を正しく理解すること
◇ 送り仮名や仮名遣いに注意して正しく書くこと
部首 チェック部首を理解し、漢和辞典の使用に慣れる。
そこで、漢字検定3級の勉強法(あくまで一例であり、自分にあった勉強法で学習を進めて下さい)ですが、まずは、実際に過去問を解いてみることから始めてみましょう。

過去問は最初に手を付けるべきではない!というポリシーをお持ちの方も中にはいますが、自分の苦手とする分野と現時点での実力を、まず最初に知ることで、どの分野にウェートを置くべきか、今後の学習計画(受検者の大半が苦手とする四字熟語などは、早めの段階から学習した方がよい)が立て易くなります。

なお、基本、この種の検定試験異の勉強に近道はありません。

実際に手を動かし繰り返し書くことが記憶を確かなものにする最も効果的な方法なので、頭に描くだけでなく、必ず紙に書いて覚える癖をつけましょう。
私の漢字学習法
1位 辞書や辞典で調べる 313名
2位 何度も書く 243名
3位 新聞・雑誌を読む 184名
4位 読書 174名
5位 手紙を書く 120名
6位 問題集を解く 100名
7位 筆順・つくり・使い方で覚える 56名
8位 毎日数を決めて覚えていく 48名
9位 クロスワード・クイズで覚える 47名
10位 人名・地名・熟語を覚える 43名
※ 日本漢字能力検定協会「私の漢字学習法」アンケート調査より


また、使用テキストや問題集に関してですが、漢字検定3級程度であれば、過去問(1冊)と、問題集(1~2冊[あまり薄っぺらいモノだと、2冊では困りますが…])があれば十分だと考えられます。

次から次へと新しい過去問や問題集に手を付けていると、間違えた問題がそのままほったらかしにされ記憶に定着しないことも多いので、解く教材を限定して反復練習し、1冊の問題集をマスターした方が、よっぽど効果的だと言えるでしょう。
基本となる勉強法

過去問 矢印 分野別問題 矢印 総合問題

※ あくまで一例であり、自分に合った勉強法で学習するのがベスト!



漢字検定3級:過去問から見る出題傾向と試験対策

漢字検定3級に合格するためには、200点満点中70%(140点)程度の正解率が条件となってきますが、出題分野によって得点しやすい分野と、そうでない分野に分かれるため、本試験で、いかに効率よく点数を稼ぐかが重要です。

※ 検定状況により、合格基準は若干の変動があります。

下記に示した表を見ても分かるとおり、得点配分の最も高い分野は書き取り[40点]であり、次いで、読み[30点]、 同音・同訓異字[30点]と続きます。
漢検3級:分野別試験対策法
出題分野 配分 勉強法
読み 30点 読みは得点配分の高い分野だが、出題範囲が広いため対策が取りにくい。間違えた問題はチェックしておき、しばらく時間を置いて再チャレンジする。
同音・同訓異字 30点 ある意味、文章読解力が問われる分野ではあるが、出題される漢字がある程度決まっているため、反復練習で克服する。
漢字の識別
(穴埋め)
10点 出題範囲は絞りにくいが、比較的、解き易い分野。特にこれといった対策はなく、練習問題を解き熟語をひとつひとつ覚えていく。
熟語の構成 20点 漢字の意味と関係を理解しているかが重要になってくる。本試験で狙われやすい代表的な熟語を中心に、知識を増やしていく。
部首 10点 部首を苦手する受検者は多い。一つ一つ筆順・画数を書きながら間違えやすい部首を中心にひたすら反復練習をする。
対義語・類義語 20点 比較的、狙われやすい熟語が絞りやすい分野。単に個々の漢字を知っているだけでは解けないため、国語辞典を活用するなどして、熟語単位で覚えていく。
漢字と送り仮名 10点 とにかく書いて覚える以外に近道はなし!狙われやすい範囲を繰り返し練習し記憶を定着することがポイント。
四字熟語 20点 3級では「(ビジ)麗句」など、漢字2字を書いて四字熟語を完成させるパターンで出題。四字熟語を苦手とする人は多いため、できるだけ早い時期から手を付けること。ちなみに、日本漢検協会出版の「漢検 四字熟語辞典」を活用することで、ある程度出題範囲は絞れる。
誤字訂正 10点 同音・同訓異字を正確に理解しておくことが重要。なお、訓読みの漢字が狙われるケースもあるため要チェック。
書き取り 40点 読みと同じく配点は高いが、出題範囲が広く、対策が取りにくい分野。とにかく問題を解き、間違った漢字は、しばらく時間(日)を置いて、再度、解くといった学習を繰り返すことが重要。
特に得点配分の高い読みは、出題範囲が広く試験対策が立てにくい分野ではありますが、比較的、得点しやすいので、ぜひ高得点(目標9割!)を狙いたいものです。

一方、受検者が特に苦手とする分野が、四字熟語誤字訂正送り仮名だと言われています。

中でも四字熟語を苦手とする受検者は多いようですが、本試験におけるウェートは決して低くはないので、できるだけ早い段階から取り掛かった方が功を奏す分野だと個人的には考えます。

なお、漢字検定3級に関する市販問題(過去問)集は数多く出回っているため、この手の受検経験がない初学者の中には、いったいどんな教材を選んで使ったらよいかよく分からない、独学ではちょっと不安だという受検者もいることでしょう。

確かに漢検のような試験対策は、暗記中心の単調な勉強スタイルになりがちなので、途中で飽きてしまい挫折してしまう方も多いようです。

費用面を考慮すると、漢字検定3級レベルであれば市販教材だけで十分合格が狙えますが、独学ではちょっと不安だという方は、利用するしないにかかわらず、一度、ユーキャンのような通信講座の利用を検討してみるのもよいでしょう。

独学と違って、専門の通信講座では費用がかかる分、合格に必要な実力を身に付けるための教材がはじめから用意されているので、利用者はカリキュラムに沿って学習を進めれるだけで、自ずと合格に必要なだけの実力が身に付きます。

そのため、自分には独学よりもこっちの学習スタイルの方が向いているかも・・・といった方が出てくるかもしれません。

※ ユーキャンの通信講座は、漢検2級・準2級・3級・4級までが講座の対象となっています。単調な暗記中心型の勉強法にならないよう、コラムやパズルなどを織り交ぜたテキストで受検者を飽きさせずに漢検の合格に必要な実力が身に付くような工夫をしているようです。

いずれにせよ、漢検のような検定試験は、焦って取得する必要のない資格なので、自分のやりやすい学習スタイル(独学or講座)をじっくりと検討し試験対策に取り組むようにしましょう。
費用面などを考えると、漢字検定は市販の問題集で十分対応できると思われるが、過去問を出題傾向ごとに分析した副教材を含めた独自教材は、ユーキャンらしい楽しみながら学べるメリハリのある工夫が随所に見られる。そのため、独学ではちょっと不安があるという方は、一度、案内資料を取り寄せるなどして、教材内容やサポート体制等をチェックしてみてほしい。