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矢印漢検準2級:やってはいけない勉強法

矢印漢検準2級:出題傾向と試験対策
漢検を評価する高校や大学は増えており、入試の際の人物評価や単位認定制度を導入している学校も少なくありません。

漢検が社会的に評価される階級は、一般的に〝2級以上〟と言われていますが、2級の出題問題は侮れないものがあり、合格率も決して高くはありません。

そのため、準2級から学習をはじめ、徐々にステップアップを図る受検者も多いようです。

そこで、漢検準2級合格に欠かせない本試験における勉強法や出題傾向についてまとめておきます。

漢検準2級:やってはいけない勉強法

漢検準2級は、基本、常用漢字(2,000字弱)すべてが試験範囲となりますが、常用漢字の〝大体の理解〟を到達レベルとしていることから、出題レベル・合格基準ともに、2級よりも、やや緩めに設定されています。

※ 常用漢字:小・中・高で習う漢字。不特定多数の人を対象にした文章は、この常用漢字の範囲内で記述されることが望ましいとされており、これだけ押えておけば一般生活で困ることはまずありません。

そのため、漢検準2級の合格率は、例年、2級よりも1.5~2倍ほど高い水準で推移しており、比較的、合格しやすい階級なので、準2級程度のレベルであれば、市販テキストや問題集を利用した勉強法で十分対処できるかと思われます。

それを踏まえた上で、漢検準2級の勉強法についてですが、出題される試験範囲が下位級に比べるとかなり広がりを見せており、また問題のレベルも上がることから、まず、過去問を実際に解いてみることから手を付けてみるとよいでしょう。

過去問は最初に手を付けるべきではない!というポリシーを持った方も中にはいますが、自分の苦手とする分野と、現時点での実力をまず最初に知ることで、どの分野にウェートを置くべきか・・・今後の学習計画(四字熟語などは早めの段階から学習した方がよい)が立て易くなるのです。
私の漢字学習法
1位 辞書や辞典で調べる 313名
2位 何度も書く 243名
3位 新聞・雑誌を読む 184名
4位 読書 174名
5位 手紙を書く 120名
6位 問題集を解く 100名
7位 筆順・つくり・使い方で覚える 56名
8位 毎日数を決めて覚えていく 48名
9位 クロスワード・クイズで覚える 47名
10位 人名・地名・熟語を覚える 43名
※ 日本漢字能力検定協会「私の漢字学習法」アンケート調査より


なお、基本、漢検の勉強法に近道はなく、実際に手を動かし漢字を繰り返し書くことが記憶を確かなものにする最も効果的な方法であるため、頭に描くだけでなく、必ず紙に書く癖を付けるようにしてください。

また、使用するテキストや問題集についてですが、準2級程度であれば、過去問(1冊)と、市販問題集(1~2冊/ただし、あまり薄っぺらいモノだと2冊では不十分な場合もある)があれば十分です。

次から次へと新しい問題集に手を付けると、間違えた問題はそのまま放置され記憶に定着しない恐れもあるので、解く問題集をあらかじめ絞った上で繰り返し練習し、1冊の問題集をマスターした方が、よっぽど効果的です。
基本となる勉強法

過去問 矢印 分野別問題 矢印 総合問題

※ あくまで一例であり、自分に合った勉強法で学習するのがベスト!



漢検準2級:出題傾向と試験対策

たまに誤解されている方もいるようですが、漢検とは、なにも漢字の読み書きができればよい!という単純な試験ではありません。

漢検準2級の出題パターンを見ても分かるとおり、漢字の読み書きのほか、四字熟語や部首、類義語、対義語など、あらゆる角度から漢字の知識が問われます。
出題パターンと出題配分
出題形式 配点 合格基準
(一) 読み 30点 200点満点 140点前後
[70%程度]
(二) 部首 10点
(三) 熟語の構成 20点
(四) 四字熟語 書き取り 20点
意味 10点
(五) 対義語・類義語 20点
(六) 同音・同訓異字 20点
(七) 誤字訂正 10点
(八) 送り仮名 10点
(九) 書き取り 50点
したがって、ある程度、計画立てた試験対策を練り、実践することが合格への近道となります。

漢検準2級試験における得点配分の最も高い出題分野は、漢字の書き取り(50点)であり、次いで読み、四字熟語(各30点)と続きます。

配点の高い「読み」は、受検者の正解率も平均して高いため、確実に高得点(9割)を狙っていきたいところです。

一方、四字熟語や誤字訂正、対義語・類義語などは、正解率が平均して低い分野であることから、これらの苦手分野をいかにして克服するかが合否を分ける鍵を握ってくるとみてよいかもしれません。

ちなみに、市販の問題集は数多く出回っているので、漢検準2級レベルになってくると、いったいどんな教材を選んで使ったらよいのか分からない・・・独学ではちょっと不安だ・・・といった方も増えてくるようです。

確かに漢検における独学での学習は、暗記中心の単調な勉強スタイルになりがちで途中で投げ出してしまったり、疑問点が解決できないといった不安も付いてまわります。

そこで、このような不安を抱いている受検者は、合格に必要なだけの実力を身に付けるための教材がすべて用意されている通信講座の利用を考えてみるのもよいでしょう。

受講者は用意された教材やカリキュラムに沿って学習を進めれば、自然と実力が身に付く仕組みになっているので、中には独学よりも性に合っているという方が出てくるかもしれません。

※ ユーキャンの通信講座は、漢検2級・準2級・3級・4級までが講座の対象となっています。単調な暗記中心型の勉強法にならないよう、コラムやパズルなどを織り交ぜたテキストで受検者を飽きさせずに漢検の合格に必要な実力が身に付くような工夫をしているようです。

また、漢検の講座費用は、行政書士や社労士のような資格試験ほどかからず手頃なため、独学ではちょっと不安だという方は、利用するしないにかかわらず、一度、案内資料を取り寄せるなどして、使用教材やサポート体制、費用などをチェックし、その上で自分が無理なく続けられそうな学習スタイル(独学or講座)を判断しても遅くはないでしょう。

漢検準2級:分野別試験対策法
出題分野 配分 勉強法
読み 30点 漢字の読みは得点配分の高い分野だが、出題範囲が広いため対策が取りにくい。間違えた問題はチェックしておき、しばらく時間を置いて再チャレンジする。
部首 10点 部首を苦手する受検者は多い。一つ一つ筆順・画数を書きながら間違えやすい部首を中心にひたすら反復練習をする。
熟語の構成 20点 漢字の意味と関係を理解しているかが重要になってくる。本試験で狙われやすい代表的な熟語を中心に徐々に覚えていく。
四字熟語 30点 「当意●妙」など、漢字1字を空白にして書かせる問題が基本となる。四字熟語を苦手とする人は多いが、そんな人はできるだけ早い時期から手を付けること。ちなみに、日本漢検協会出版の「漢検 四字熟語辞典」を活用することで、ある程度出題範囲は絞れる。
対義語・類義語 20点 比較的、狙われやすい熟語が絞りやすい分野。単に個々の漢字を知っているだけでは解けないため、国語辞典を活用するなどして、熟語単位で覚えていく。
同音・同訓異字 20点 ある意味、文章読解力が問われる分野でもあるが、出題される漢字はある程度決まってくるため、反復練習が重要。
誤字訂正 10点 同音・同訓異字を正確に理解しておくことが重要。断言はできないが、本試験の傾向として熟語が狙われやすい傾向にある。
漢字と送り仮名 10点 とにかく書いて覚える以外に近道はなし!狙われやすい範囲を繰り返し練習し記憶を定着することがポイント。
書き取り 50点 読みと同じく配点は高いが、出題範囲が広く、対策が取りにくい分野。とにかく問題を解き、間違った漢字は、しばらく時間(日)を置いて、再度、解くといった学習を繰り返すことが重要。
とにかく問題をひたすら解き、紙に書く学習を繰り返すことが重要。




準2級レベルの問題であれば、市販の問題集で十分対応できると思われるが、過去の試験問題を出題傾向ごとに分析した副教材を含めたオリジナルテキストは、ユーキャンらしい楽しみながら学べるメリハリのある工夫が随所に見られる。独学ではちょっと不安があるという方は、一度、案内資料(請求自体は無料)を取り寄せるなどして、カリキュラムや教材内容を検討してみてほしい。なお、ユーキャンの漢字検定講座は、2~4級以外対応していないので、他級の受検を考えている者は要注意!