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コレだけは押える!漢字検定 準2級の基礎知識

漢字検定準2級は、当サイト管理人である私自身が2級を受検した翌年の平成11年度に設けられた階級なので、他の階級に比べると新しい等級と言えます。

高等学校までに習う常用漢字(2,136字)が試験範囲となる点においては漢字検定2級と同じですが〝常用漢字の大体の理解〟を目標としている準2級の合格基準は、2級よりも1割ほど低く設定されていることから、合格率も比較的高く、例年1.5~2倍近い推移を示しています。

そのため、漢字能力にやや自身のない人が、まずこの準2級にチャレンジし、その後、一般的に社会的評価の対象となっている漢字検定2級合格を目指すといったパターンで試験に挑む受検者も少なくありません。
「準2級」と「2級」の相違点
準2級 2級
程度 常用漢字の大体の理解
【高校在学程度】
常用漢字のすべてを理解
【高校卒業程度】
試験範囲 常用漢字
【1,940字】
高校卒業・大学・一般程度
【2,136字】
合格基準 総得点の70%程度 総得点の80%程度
合格率 概ね40%台 概ね20%台
準2級の出題レベルについて
漢字検定準2級のレベルは、概ね〝高校在学程度〟を想定しているようですが、漢字検定とは、なにも漢字の読み書きができればよい!という単純な試験問題ではありません。

下記に準2級の出題パターンを示しましたが、漢字の読み書きのほか、部首や四字熟語、対義語・類義語といった様々な角度から漢字に関する知識が問われるので、ある程度、しっかりとした試験対策が必要です。
準2級試験の出題形式と出題配分
出題形式 配点 合格基準
(一) 読み 30点 200点満点 140点前後
[70%程度]
(二) 部首 10点
(三) 熟語の構成 20点
(四) 四字熟語 書き取り 20点
意味 10点
(五) 対義語・類義語 20点
(六) 同音・同訓異字 20点
(七) 誤字訂正 10点
(八) 送り仮名 10点
(九) 書き取り 50点
準2級の試験概要
試験区分 公的資格
受験資格 なし
試験地 国内・海外の主要都市
願書配布受付期間 下記、表を参照
受検票送付 検定日の約1週間前
※ 検定日3日前になっても届かない場合は、協会本部へ問い合わせること
検定料 2,500円
試験時間 1時間(11:50~12:50)
試験形式 筆記試験
出題内容 上記、出題パターンを参照
合格基準 200点満点中、70%程度(140点)の正解率
※ 検定状況により、140点以下でも合格するケースはあります
合格発表 試験日から、概ね40日後
※ 受検者全員に検定結果を郵送し、合格者には、合格証書・合格証明書を送付
合格率 35.4%(平成28年度 第3回)
主催団体 公益財団法人 日本漢字能力検定協会
TEL:0120-509-315



知らなきゃマズイ!漢字検定 準2級の試験日程と合格率の推移

準2級に限らず、漢字検定はすべての級が、年3回程、実施されます。

ちなみに、検定日程《個人受検》の詳細については、下記日程表を参考にしてください。

※注意:個人受検と団体受検(← 学校や企業等で志願者が一定人数以上集まると団体受検ができ、学校や会社内に受検会場が設けられる)とでは日程が異なります。
平成29年度:日程表(個人受験)
回数 検定日 書店等受付期間 願書協会必着日
第1回 6月18日(日) 3月1日(水)~ 5月15日(月) 5月18日(木)
第2回 10月15日(日) 7月1日(土)~ 9月12日(火) 9月15日(金)
第3回 翌年2月4日(日) 11月1日(水)~ 12月22日(金) 12月27日(水)
※ 念のため、受検者は各自必ず公式HP等で確認すること!

受検者の合格率推移データ
漢字検定準2級の合格率は、概ね30~40%台で推移しており、合格率が平均して20%台で推移している2級に比べると、概ね1.5~2倍程の高い水準で推移していることがわかります。

※ ただし、緩やかではあるものの、年々、難化傾向にあるとも言われています。
志願者数 受検者数 合格者数 合格率
2014年
[H26]
第1回 113,860 114,350 46,989 41.1% (-3.1)
第2回 116,487 113,403 42,234 37.2% (-3.9)
第3回 117,150 112,064 35,801 31.9% (-5.3)
2015年
[H27]
第1回 113,854 109,782 38,566 35.1% (+3.2)
第2回 118,218 114,275 37,833 33.1% (-2.0)
第3回 113,783 108,706 37,486 34.5% (+1.4)
2016年
[H28]
第1回 113,047 109,478 30,731 28.1% (-6.4)
第2回 112,782 108,344 34,800 32.1% (+4.0)
第3回 106,871 101,318 35,859 35.4% (+3.3)
漢字検定準2級:合格率の推移グラフ
また、本試験における出題パターンもある程度決まっているので、市販テキストや問題集を利用した独学でも十分合格は狙えるはずです。

しかし、計算上、漢字検定準2級受検者の2人に1人は不合格になっていることを踏まえると、大半の受験者が苦手としている四字熟語や類義語・対義語をいかに克服し、得点配分の高い漢字の読み書きでどれだけ高得点を挙げるかがポイントとなってきます。

そのため、ある程度、試験で狙われやすい問題を中心に学習し、実力を身に付け本試験に臨む必要が出てくるため、市販教材による独学ではモチベーションが維持できないと不安を感じている人の中には、通信講座などを活用しながら勉強に励んでいる受検者もいるようです。

そこで、使用している教材内容等に興味をもたれた方は、講座を利用するしないにかかわらず、一度、漢検講座の案内資料(資料請求は無料)を取り寄せるなどして、使用教材等を一通りチェックしてみるのもよいかもしれません。

また、下記に漢字検定準2級の問題を用意したので、現時点の自分の漢字力を試してみてはいかがでしょうか。




漢検準2級:過去問例

問1:読み

1.憂愁 2.媒酌 3.詐称 4.奔走 5.嫡嗣

問2:書き取り

1.理由を聞いても【シャクゼン】としない。
2.地域発展のため【ジンリョク】する。
3.行政の末端まで【シントウ】する。
4.【トウトツ】に質問されて戸惑う。
5.古い【ノキナ】みの続く街道だ。

問3:部首

1.冊 2.斉 3.弔 4.競 5.覇

問4:四字熟語

1.円転滑■ 2.夏炉冬■ 3.当意■妙 4.■忍自重 5.千■万紅

問5:対義語・類義語

下記語群の平仮名を漢字に直し、類義語・対義語を記せ。

(対義語)
1.消耗 2.快諾
(類義語)
3.罷免 4.調停

〈 語群 〉
かいしょく・こじ・ちくせき・ちゅうさい

問6:送り仮名

1.人目を【サケテ】行動する。
2.前例を【フマエ】て処理する。
3.【ナゴヤカナ】雰囲気で話し合う。
様々な角度から漢字に関する知識が問われるため、準2級とはいえ侮れない出題問題となっています。

漢字検定は、単調な暗記中心型の勉強法になりがちであり、モチベーションが維持できないという人も多いようなので、ユーキャンのような通信講座を利用してみるのも一法です。

※ ユーキャンの通信講座では、単調な暗記中心型の勉強法にならないよう、コラムやパズルなどを織り交ぜたテキストで受検者を飽きさせずに合格に必要なだけの実力が身に付くような工夫がされているので、独学よりも性に合っているという方もいるかも知れません。

漢字検定準2級程度の問題であれば、独学でも十分合格は可能ですが、独学では心配という方は、利用するしないにかかわらず、一度、案内資料を取り寄せるなどして、教材やカリキュラムの詳細等、講座の中身をチェックしてから自分のやりやすい学習スタイル(独学or講座)を判断しても遅くはないでしょう。
解答

問1:(1)ゆうしゅう (2)ばいしゃく (3)さしょう (4)ほんそう (5)ちゃくし
問2:(1)釈然 (2)尽力 (3)浸透 (4)唐突 (5)軒並
問3:(1)冂 (2)斉 (3)弓 (4)立 (5)西
問4:(1)脱 (2)扇 (3)即 (4)隠 (5)紫
問5:(1)蓄積 (2)固辞 (3)解職 (4)仲裁
問6:(1)避けて (2)踏まえ (3)和やかな