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矢印漢検2級:試験範囲と出題傾向

矢印漢検2級:やってはいけない勉強法
漢検を評価する高校や大学は増えており、入試の際の人物評価や単位認定制度を導入している学校も少なくありません。

また、漢検が社会的に評価される階級は、一般的に〝2級以上〟であることから、漢検受検者は、さしずめ2級合格を目標に勉強に励む人が多いようです。

しかし、漢検2級の出題内容は侮れないものがあり、合格率も決して高くはありません。

そこで、2級合格に欠かせない本試験における出題傾向や勉強法をまとめておきます。




漢検2級 試験範囲と出題傾向を知ろう!

漢検2級の出題レベルは、常用漢字(2,000字弱)すべての理解と人名用漢字が出題されることから、高校卒業程度の知識が求められていますが、高校卒業程度の知識とはいえ、その試験問題は侮れません。

たまに誤解されている方もいるようですが、漢検とは、なにも漢字の読み書きができれば合格できる!といった単純な試験ではないのです。

漢字の読み書きのほか、《四字熟語》や《部首》に関する問題、あるいは《類義語》《対義語》など、あらゆる角度から漢字の知識が問われるため、しっかりとした試験対策を行わなければ、合格は厳しいのが現状のようです。

そのため、漢検2級の合格率は、概ね20%台で推移しており、準2級(30~40%台)との間には、大きな壁があるといった声がよく聞こえてきます。
準2級

常用漢字の大体の理解
比較
2級

常用漢字のすべてを理解 + 人名用漢字

難易度と出題領域
出題レベル チェック小学校・中学校・高等学校で学習する常用漢字を理解し、文章の中で適切に使えるようにする

チェック人名用漢字も読めるようにする
領域 読み書き チェックすべての常用漢字の読み書きに慣れる(特に高等学校で学習する音・訓を身につけ文章の中で適切に使える)

チェック熟字訓、当て字を理解すること(海女 / あま、祝詞 / のりと、寄席 / よせ…等)

チェック対義語、類義語、同音・同訓異字などを理解すること

チェック典拠のある四字熟語を理解すること(鶏口牛後 / 呉越同舟 …等)
部首 チェック部首の理解を深め、漢字の構成と意味を把握する
しかし、漢検2級の出題パターンがほぼ決まっているため、勉強しやすい検定試験であることは間違いありません。

本試験における得点配分の最も高い出題分野は、漢字の書き取り(50点)で、次いで読み(30点)と続きますが、配点の高い読み書きは、受検者の正解率も高いので、確実に高得点を狙っていきたい分野といえそうです。
2級試験の出題形式と出題配分
出題形式 配点 合格基準
(一) 読み 30点 200点満点 160点前後
[80%程度]
(二) 部首 10点
(三) 熟語の構成 20点
(四) 四字熟語 書き取り 20点
意味 10点
(五) 対義語・類義語 20点
(六) 同音・同訓異字 20点
(七) 誤字訂正 10点
(八) 送り仮名 10点
(九) 書き取り 50点
一方、正解率が平均して低い出題分野は、四字熟語の書き取りや対義語・類義語、同音・同訓異字であることから、これらの苦手分野をいかに克服するかが合否を分ける鍵を握ってくるため、漢検2級対策向けの通信講座を利用しながら本試験で狙われやすい範囲を重点的に学習する受検者も少なくないようです。




漢検2級:やってはいけない勉強法

漢検2級ともなると、ある程度確立した勉強法が必要になってきますが、試験合格に欠かせない基本事項を、まずは押えておきましょう。
漢検試験対策の基本事項
チェック採点基準の確認!

いくら漢検2級に合格するだけの力があっても、崩し字(草書体・行書体等も含む)や雑で読み難い字体は採点対象外となってしまう危険があります。字の上手い下手は関係ないので、必ず採点基準を確認し、クセ字(テン・トメ・ハネ・ハライは明確に!)などは早めに矯正するようにしましょう。

チェック手を動かす!

漢字は自ら手を使って紙に書いて身体で覚えるスタイルで最も効果的であり、記憶しやすいため、頭でイメージするだけでの勉強法はできるだけ避けるように心がけましょう。

チェック過去問を解く!

漢検は出題パターンがほぼ決まっているので、過去問を解くことは非常に重要です。そこで、まず過去問を解き、現時点での自分の習得レベルや時間配分を把握することからはじめてみましょう。

チェック使用する問題集は絞る!

市販の参考書や問題集は非常に数多く出回っていますが、基本的にどの教材を用いても、あまり大差はないため、数冊(2~3冊+過去問で十分)に絞り、繰り返し問題を解き完璧にマスターする方が、手当たり次第問題集を解くよりも効率的であり実力も身に付きます。ただし、主催者である協会発行の『過去問題集』などは購入しておくと良いでしょう。
漢検は、基本、独学で十分対処できる検定試験ですが、2級レベルともなると、出題される範囲は広く、また、出題問題についてもかなり難しくなってきます。

※ 合格率からも分かるとおり、準2級と2級との間には、大きな壁があると言われています。

そのため、漢検2級対策向けの市販問題集は数多く出回っていますが、どんな教材を使用したらよいのか迷ってしまう・・・独学では心配だという方も少なくありません。

確かにこの手の試験は暗記中心型の単調な勉強スタイルになりやすいため、途中で飽きてしまったり、疑問点が解決できないといった不安も残ります。

そこで、このような不安を抱えている方は、通信講座の利用を検討してみるもの一法かもしれません。

専門講座は合格に必要な実力を身に付けるための教材がはじめから用意されているので、利用者はカリキュラムに沿って学習を進めれば自然と実力が身に付く仕組みになっているため、独学よりも性に合っているという方も中にはいるかもしれません。

※ ユーキャンの通信講座では、単調な暗記中心型の勉強法にならないよう、コラムやパズルなどを織り交ぜたテキストで受検者を飽きさせずに漢検の合格に必要な実力が身に付くような工夫をしているようです。

また、講座費用は、行政書士や社労士のような資格試験ほど掛からず手頃なため、独学では心もとない(不安だ…)という方は、一度、案内資料を取り寄せるなどして、使用教材やサーポート体制などをチェックし、その上でどちらの学習スタイル(独学or専門講座)が自分には適しているのかを判断しても遅くはないでしょう。
漢検2級:分野別試験対策法
出題分野 配分 勉強法
読み 30点 漢字の読みは得点配分の高い分野であるが準2級に比べると、格段に難しい。間違えた問題はチェックしておき、ある程度、時間を置いて再チャレンジするようにする。
部首 10点 部首を苦手する受検者は思いのほか多い。間違えやすい部首を中心にひたすら反復練習し記憶する。
熟語の構成 20点 漢字の意味と関係を理解しているかがポイントとなってくるため、本試験で狙われやすい漢字を中心に理解を深めていく。
四字熟語 30点 「曖昧○○」など、一部を空白にして漢字を書かせる問題や、意味から四字熟語を選ばせる問題が出題される。特に書き取りは受検者が苦手とする分野のひとつであり、日頃から熟語と意味をセットで覚える癖を付ける。ちなみに、日本漢検協会出版の「漢検 四字熟語辞典」を活用すれば、ある程度出題範囲は絞れる。
対義語・類義語 20点 単に個々の漢字を知っているだけでは解けないため、国語辞典を活用するなどして、熟語単位で対義語・類義語を覚える。
同音・同訓異字 20点 ある意味、文章の読解力が問われる分野だが、出題される漢字はある程度決まってくるため、反復練習で記憶していく。
誤字訂正 10点 同音・同訓異字を正確に理解しておくことが重要。断言はできないが、本試験の傾向として熟語が狙われやすい傾向にある。
送り仮名 10点 とにかく書いて覚える以外に道はない!狙われやすい範囲を繰り返し練習し記憶を定着することがポイント。
書き取り 50点 とにかく問題をひたすら解き、紙に書く学習を繰り返すことが重要。




漢検2級レベルの問題であれば、費用面などを考慮すると、市販の問題集で十分対応できると思われるが、過去の試験問題を出題傾向ごとに分析した副教材を含めたオリジナルテキストは、ユーキャンらしい楽しみながら学べるメリハリのある工夫が随所に見られるため、独学ではちょっと不安があるという方は、検討してみるのも悪くはないだろう。なお、ユーキャンの漢検講座は、すべての級に対応しているわけではないので、2~4級以外の合格を目指している方は要注意!