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矢印第2種電気工事士:合格率の推移と試験の難易度

矢印第2種電気工事士:やってはいけない勉強法
第2種電気工事士試験合格率は、比較的、高い水準で推移しています。

本試験は〝筆記〟と〝技能〟に分かれますが、実務経験のない受験者は、いかに技能試験のための対策を効率よく行い、本試験で実力を発揮できるかがポイントになってくるでしょう。

技能試験は、特にスピードと正確さが求められる試験でなので、しっかりと対策を行い、本試験に臨んでください。

第2種電気工事士:合格率の推移と試験の難易度

電気工事士という名称から、非常に高度な専門知識や技能が要求される試験であると思われがちですが、第2種電気工事士試験は、筆記試験・技能試験ともに、合格率が50%を超える年度も多く、平均的に合格率が低いとされる国家資格に属する試験でありながら、非常に高い水準で推移していることがわかります。

これは、第2種電気工事士試験というものが〝落とすための試験〟ではなく、かつ、出題される問題の大半が基礎知識に関するもので構成されていることから、一定レベルに達している受験者は合格となる試験制度となっているからです。
筆記試験
申込者 受験者 合格者 合格率
H23 上期 82,120 76,277 49,609 65.0% (+5.2)
下期 24,751 18,798 10,370 55.2% (-9.8)
H24 上期 84,344 78,060 45,392 58.2% (+3.0)
下期 29,002 21,665 12,644 58.4% (+0.2)
H25 上期 90,791 83,746 52,758 63.0% (+4.6)
下期 34,644 25,818 15,630 60.5% (-2.5)
H26 上期 86,242 79,323 49,312 62.2% (+1.7)
下期 35,063 26,205 12,960 49.5% (-12.7)
H27 上期 85,749 79,002 49,340 62.5% (+13.0)
下期 48,160 39,447 20,364 51.6% (-10.9)
H28 上期 81,444 74,737 48,697 65.2% (+13.6)
下期 48,722 39,791 18,453 46.4% (-18.8)
筆記試験:合格率の推移グラフ
ただし、技能試験に関しては、2点ほど注目すべき点があります。

まず一つ目ですが、筆記試験に比べると合格率の変動が激しいようで、70%を超える年度もあれば、30%台(昭和62年度の技能試験合格率は25.5%)という低い合格率で推移している年度もあるということです。(試験結果を見る限り、下期の合格率の方が平均して低い傾向が見られる)

これは、ひとつには本試験で出題された試験問題の、難易度が一定ではなかったために生じた現象であると思われます。

つまり、簡単な問題が出題された年もあれば、比較的、難易度の高い問題が出題された年度があったことを意味し、受験者の合否が試験問題のレベルに左右されていたと考えられるでしょう。
技能試験
申込者 受験者 合格者 合格率
H23 上期 66,934 63,437 43,893 69.2% -----
下期 13,105 11,858 8,448 71.2% (+2.0)
H24 上期 64,086 60,961 43,748 71.8% (+0.6)
下期 15,702 14,244 9,334 65.5% (-6.3)
H25 上期 70,529 66,975 52,339 78.1% (+12.6)
下期 19,021 17,206 11,661 67.8% (-10.3)
H26 上期 66,274 62,919 47,447 75.4% (+7.6)
下期 16,582 14,962 10,304 68.9% (-6.5)
H27 上期 63,262 60,650 43,547 71.8% (+2.9)
下期 25,458 23,422 15,894 67.9% (-3.9)
H28 上期 65,236 62,508 46,317 74.1% (+6.2)
下期 24,509 22,297 15,899 71.3% (-2.8)
技能試験:合格率の推移グラフ
さらにもう1点、平成18年度以降、技能試験の合格率が70%を超えることも珍しくは無くなりましたが、この点については、技能試験の試験内容が変更したことが少なからず影響していると思われます。

第2種電気工事士の技能試験は、平成18年度から、従来の材料等選別試験を廃止し、さらに単位作業試験問題については、課題となる問題を事前に公表し、その中から出題する形を取っています。

そのため、受験者は技能試験対策が立てやすくなり、課題問題をどれだけ多く練習し試験慣れしておくかが合否の分かれ目となっているようです。




第2種電気工事士:やってはいけない勉強法

筆記試験対策
第2種電気工事士の筆記試験では、電気工事に係わる用語や法令をはじめとした専門知識の他、計算問題等が出題されますが、大半は基礎知識を問う問題で構成されています。

試験範囲は、比較的、広範に渡りますが、試験形式は、すべて4肢択一によるマークシート方式であり、毎回、類似問題が多数見られることから、この種の試験対策は、過去問や問題集を使った反復練習が最も効果的であり典型的な学習法となりえるでしょう。
筆記試験の概要
出題形式 出題数 配点 合格基準
マークシート方式
[4肢択一]
50問 100点満点
[各2点]
正答率60%以上
(30問以上 / 50問中)
そこで、重要になってくるのが使用するテキストや問題集選びです。

初学者は、電気に関する知識を一から学ばなければならないため、試験範囲すべてにおいて詳細な解説が付いている分厚い教材を選びがちですが、第2種電気工事士試験の合格を最優先とするならば、このようなテキストは、正直、あまり適しているとはいえません。

筆記試験における合格基準は、正答率6割以上であることから、考えによっては3割程度の問題は捨てることができます。

したがって、毎回、出題されているような重要論点(類似問題)について、詳細で分かりやすい解説が付いている教材を中心に問題を解いていけばよく、何も試験範囲全体を完璧にマスターする必要はありません。(ただし、第2種電気工事士の資格を踏み台に、上位級などスキルアップを図っているなら話は別ですが…)
技能試験対策
〝技能〟と言われると「経験のない自分でも合格できるか不安…」と思われがちですが、第2種電気工事士試験で出題される問題は、なにも高度な作業が要求される大掛かりなモノを作り上げる試験ではありません。

具体的には、試験会場で支給された材料を用い、受験者が持参した工具(ペンチ/ドライバー/電工ナイフ…等)で制限時間内(40分程度)に作業を終わらせることになりますが、机の上でプラモデルを作っているような感じをイメージしておけばよいでしょう。
技能試験の合格基準
基準電気的に致命的な欠陥がないこと!
基準施工上の重大な欠陥がない(あるいは○○箇所まで)こと!
基準施工上の軽微な欠陥が○○箇所以内であること!

※ 欠陥箇所数については、実施年度により異なってきます。
技能試験で問題となってくるのは、筆記試験に比べ、時間的余裕がないと感じている受験者が多いということです。

したがって、問題の主旨を的確に理解し、正確かつスピーディーに作業を進めていかなければなりませんが、本試験では、緊張感を伴うことから、本来の実力の半分も出し切れず〝取り返しのつかないミス〟や〝時間切れ〟となってしまう受験者もいるようです。

平成18年度以降、課題となる問題は事前に公表されることになり、その公表された課題の中から出題する形を取っているので、技能試験対策としては、いかに課題問題をどれだけ多く練習し作業慣れしておくかがポイントになってきますが、実務経験のない受験者の中には、市販のテキストや参考書のみではイメージしにくく、限界があると感じている人も少なくないようです。

そこで、市販テキストだけではどうも理解できないと感じる方は、専門学校などが定期的に主催している技能講習会に参加し、実際に指導を受けたり、あるいは、映像を見ながら練習(テキストの写真や解説のみで練習するのと、実際、映像を見ながら作業をするのでは、断然、後者の方が理解しやすい)ができるDVD(ユーキャンなどがこの方法)を使った学習法を取り入れた方が賢明かもしれません。

第2種電気工事士試験は、市販テキストや問題集を使用した独学で十分合格を狙えますが、初学者は特に、いかにして技能試験対策を行うかが合否の鍵を握っているといってよいでしょう。
過去の出題傾向を分析した上で、イラストや写真を多用(工具類やパーツなど)しながら、初心者にもイメージしやすい配慮をしている点は、ユーキャンらしい教材である。また、技能試験対策ではDVD教材を使用するため、ビギナー受験者でもスムーズに取り組め、効率的にトレーニングできるカリキュラムが組まれている点も評価したい。独学では不安だが、通学講座までは考えていないという方は、一度、案内資料を取り寄せるなどして、カリキュラムや使用教材をチェックしてみる価値はあるだろう。