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矢印コレだけは押える!会計学の勉強法

矢印会計学:本試験の落とし穴
日商簿記1級と2級との間には、難易度に非常に大きな差があります。

1級試験は単に試験範囲が広がるだけでなく、合否判定に足切り制度が導入されていることから、各科目の勉強時間を考慮しつつ、極端な苦手科目をなくし、バランスの取れた学習プランを立ててください。



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コレだけは押える!会計学の勉強法

日商簿記1級は、試験科目としては「商業簿記」と「会計学」の2つに分かれますが、本試験で問われる内容は、ほぼ同じ範囲からの出題となります。

近年の傾向として、日商簿記1級の試験問題は、特定の論点を除くと両科目(商業簿記・会計学)の区別がなくなってきているので、勉強時間を別々に割くよりも、双方を1分野と捉えて総合的な勉強法で取り組んだ方が、むしろ効果的です。

会計学の勉強を始める前に、まず押さえておきたいことは、主に仕訳の理解と計算力が中心となる商業簿記が、比較的、広く浅い知識をベースとしているのに対し、会計学は、ひとつの論点を細部にまでこだわった突っ込み問題が主流であるということができそうです。
過去問[会計学の出題論点]
131回
(H24.6月)
・転換社債型新株予約権付社債の会計処理
・株式交換の会計処理等 …など
132回
(H24.11月)
・有価証券の期末評価
・負ののれんの定義、会計処理 …など
134回
(H25.6月)
・会計上の変更、誤謬の訂正に関する会計基準
・減損会計 …など
135回
(H25.11月)
・リース会計
・貸借対照表の純資産 …など
137回
(H26.6月)
・株式移転 …など
138回
(H26.11月)
・包括利益計算書
・有価証券評価差額金 …など
したがって、会計学を勉強するにあたっては、計算力よりも、より深い理解力を身に付けるための対策が求められます。
主な出題パターン
会計学科目 チェック空欄穴埋め問題
チェック正誤(○×)問題
チェック計算問題
チェック論述問題※「○○文字以内で」など、簡潔に解答するもの
しかし、商業簿記・会計学の試験範囲は広いので、すべての論点について深い理解力を求めると、相当な勉強時間を割いて学習しなければならず、限られた時間内で学習しなければならない社会人受験者などにとっては、非常に厳しいものがあります。

そこで、限られた勉強時間内で会計学で高得点を上げるには、本試験出題者の意図を知り、効率よく学習することが重要になってくるので、過去問題に重点を置いた勉強法を取り入れるのも一法です。
過去問題の使い方
チェック出題者が日商簿記1級合格者に求めているレベル(能力)を掴む!

チェック単純に問題を解くだけではなく、なぜそうなるのか、理解することに重点を置く!

チェック問題の全体像を読取り、基本的な論点を確実なものとした後、学習範囲(出題問題に関連する内容の知識)を徐々に広げながら応用力をつける!

チェック過去問は最低3年分(時間的余裕があれが5年分)解く!
   ※ それ以前の過去問に手を付けても良いが、まずは、3~5年分の過去問を確実にマスターすることの方が大事!
日商簿記1級試験は独学では不可能!と言うレベルのものでもありませんが、2級までの試験対策とは異なり、学習期間も中長期的になりがちで、かつ、戦略をもって対策を練っていく必要があります。

2級レベルであれば、市販テキストや問題集が充実しているので、独学で十分対処できると私自身も感じていますが、こと1級に関しては、過去の出題傾向の分析等が苦手な人、あるいは勉強時間に余裕がない、簿記が不得意という方は、やはり、なるべく資格スクール等を利用しながら効率的に学習し、短期合格を狙った方が賢明かもしれません。




会計学:本試験の落とし穴

日商簿記1級は、足切り制度による合否判定(10点に満たない科目が1科目でもあると不合格)があるという点を考慮しなければなりません。

したがって、時間配分を考慮しつつ、解ける問題から手を付けるようにしていく解答法がベストです。

※ 1級試験は、試験の難易度や受験者の成績如何によって配点が変動する試験制度(配点の詳細は非公開)なので、超難問が必ずしも高得点であるとは限りません。

本試験において、4科目中、特に時間のかかる科目は「商業簿記」と「工業簿記」になるケースが多々見受けられます。
標準的なペース配分
試験科目 配点 試験時間 時間配分の目安
商業簿記 25点 90分 50~60分
会計学 25点 30~40分
工業簿記 25点 90分 45~50分
原価計算 25点 35~45分
※ 試験年度によって特徴が異なるため、あくまで参考程度にとどめ、本試験では臨機応変に対応してください。


したがって、《商業簿記 ⇒ 会計学》よりも、《会計学 ⇒ 商業簿記》の順に解き進めていった方がよい場合も少なくないので、何が何でも1ページ目から解こうとするこだわりは、本試験では捨てましょう。
まとめ
会計学は、計算力よりも深い理解力が試される試験科目です。

しかし、先にも述べたとおり、日商簿記1級で問われる商業簿記・会計学の試験範囲は広いため、すべての論点について深い理解力を求めると、必然的に相当な量の勉強時間を要します。

そのため、限られた時間内で学習しなければならない社会人受験者などが独学で勉強するとなると、試験で狙われやすい論点を重点的に勉強することは非常に厳しいものがあります。

日商簿記1級は時間配分を考えつつ、必ず得点しなければならない問題を解答し、捨て問題を見抜く受検テクニックも求められるため、独学ではちょっと不安という方は、できるだけ資格スクール等の専門講座の利用をお勧めします。

簿記といえば、資格の大原やTACあたりが定番ですが、正直なところ、大手スクールであれば、どの講座であっても、使用教材やカリキュラムに合否に影響するほどの違いはみられません。

しかし、自分が取り組みやすいと感じるコースや教材は、人それぞれなので、まずは、案内資料を取り寄せるなどして、教材やカリキュラム、あるいは費用面を比較検討してみることから始めてみてください。

最後に簿記試験に定評のある大手スクール(資料請求自体は無料)を2つほど挙げておくので、資格スクールの利用も視野に入れている受験者は少し参考にしてみてください。
簿記講座の特徴
資格の大原 簿記講座
会計・簿記関連の資格試験対策には、めっぽう強い実績のある大手スクールなので、使用教材・カリキュラムをしっかりとこなせば、十分、合格するだけの実力は身に付くだろう。

受講スタイルは大きく2つ[通学/通信]に分かれるが、さらに細かい受講スタイルが選択でき、社会人にも利用しやすい学習スタイルがとれる。

後は受講者の好みの問題となってくるため、一度、案内資料を取り寄せるなどして、TACなどで使用する教材・カリキュラム等と比較し、自分がやりやすいと感じた講座を利用するとよい。
忙しい社会人でも、無理なく合格できるよう、学習効果や効率を最大限に考えたカリキュラムを提供するのが、資格の学校TACである。

大原と同じく、簿記試験対策にはめっぽう強いスクールなので、指導体制には定評があり、日商簿記1級試験対策に利用する受講者は多い。

後は受講者の好みの問題となってくるので、講座案内資料や公式サイト等で使用教材やカリキュラムを比較し、自分が最もやりやすいと思えた講座を利用してほしい。