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コレだけは押さえる!硬筆検定の基礎知識

硬筆(書写)検定とは…
硬筆検定とは、文部科学省が認定する公的資格のことで、一般財団法人・日本書写技能検定協会が実施しています。

硬筆(万年筆、ボールペン、サインペン…など)を使って、文字を美しく早く、かつ、正確に書く能力が試されるだけでなく、漢字の筆順や誤字訂正、あるいは書道史などの知識についても問われる検定試験です。

硬筆検定は、知識や技能レベルに応じて5階級(1級・準1級・2級・3級・4級・5級)に分かれていますが、受験資格は特にありません。

ちなみに、3~5級で問われる知識や技能は、中学生でも十分合格が狙えるレベルですが、1級ともなると、非常に高度な知識や技能が要求されるため、硬筆検定に対応した専用の通信講座等を利用する方も少なくありません。
試験概要
試験日 年3回(1月 / 6月 / 11月)
受験資格 特に制限なし
受験料 1級:5,500円 / 準1級:4,500円 / 2級:3,100円 / 3級:2,100円 / 4級:1,400円 / 5級:1,100円
試験会場 全国各地
試験内容 1級[90分]
実技 ・制限時間内の速書き
・漢字(楷書、行書、草書)
・自由作品 …など
理論 ・旧字体、書写対に関する問題
・草書、古典の読取り
・添削、誤字訂正 …など

準1級[90分]
実技 ・制限時間内の速書き
・漢字(楷書、行書、草書)
・自由作品 …など
理論 ・旧字体、書写対に関する問題
・草書、古典の読取り
・誤字訂正、書道史 …など

2級[90分]
実技 ・制限時間内の速書き
・漢字(楷書、行書)
・掲示文の問題 …など
理論 ・旧字体、書写対に関する問題
・草書の読取り
・誤字訂正 …など

3級[60分]
実技 ・制限時間内の速書き
・漢字(楷書、行書)
・手紙宛名、掲示文の問題 …など
理論 ・筆順
・草書の読取り
・漢字部位名称、誤字訂正 …など

4級[60分]
実技 ・制限時間内の速書き
・縦書、横書の書写
・掲示文 …など
理論 ・筆順
・漢字書取り …など

5級[60分]
実技 ・漢字仮名交じり言葉
・縦書、横書の書写
・掲示文 …など
理論 ・筆順
・漢字書取り …など
合格基準
実技 理論
1級 535点以上 / 600点満点中 315点以上 / 400点満点中
準1級 515点以上 / 600点満点中 305点以上 / 400点満点中
2級 475点以上 / 600点満点中 295点以上 / 400点満点中
3級 415点以上 / 600点満点中 275点以上 / 400点満点中
4級 460点以上 / 700点満点中
5級 300点以上 / 500点満点中
合格率
(平成26年度)
等級 申込者数 合格者数 合格率
1級 954 100 10.5%
準1級 742 145 19.5%
2級 10,639 5,125 48.2%
3級 40,253 25,348 63.0%
4級 13,601 12,364 90.9%
5級 5,706 5,491 96.2%
主催団体 一般財団法人 日本書写技能検定協会
〒170-0005 東京都豊島区南大塚3-41-3 TEL:03-3988-3581
検定試験合格後のメリット
癖字を無くし、バランスの取れた美しい文字を早く正確に書くことも硬筆検定の目的のひとつです。

つまり、硬筆検定で身に付けたスキルが事務能力の向上などに役立つことはあっても、検定合格それ自体が、就職や転職で有利になることはまず考えられないということです。

また、硬筆検定1級合格後は、ペン字教室指導者として教室開塾も!といった甘いキャッチコピーを見かけることもありますが、それはあくまで可能性であり、すべての合格者が開塾して成功しているわけではないので、この手の話はあまり鵜呑みにしてはいけません。

開塾ともなると、塾生を集めるための営業能力などが問われるため、ペン字のスキルは、あくまで字の上達を目的としたスキルアップ的な検定試験であると理解しておいた方がよさそうです。




独学or講座 !? ペン字上達に有効な学習スタイルとは…

硬筆検定では、文字を美しく早く、そして正確に書く能力が試されるほか、漢字の筆順や部首の名称、誤字訂正、あるいは書道史など、あらゆる知識が問われます。

硬筆書写の基本的な技能や知識が問われる3~4級程度のレベルであれば、中学生でも独学による練習で十分合格も可能ですが、1級ともなると非常に高度な専門知識や技能が要求されるため、独学よりも専門講座等を活用した方がよっぽど効率的です。

また、最近では、手書き文字に関心を持つ人(特に女性)が増えており、専門のボールペン字講座等も開講されているので、通信制講座の利用を検討してみるのもよいでしょう。

ただし、講座申込を考えている人は、「こんなはずじゃなかった…」と、後になって後悔しないよう、必ず事前に、利用するしないにかかわらず、案内資料を請求するなどして、使用教材などをチェックするようにして下さい。

参考までに、代表的なボールペン字講座を2つほど挙げておくので、興味のある方は、一度、案内資料を取り寄せてみてはいかがでしょうか。

ボールペン字講座は、他のビジネス系資格試験とは異なるため、まずは複数社からパンフレット(通常は無料)を取り寄せ、じっくりと比較検討することから始めても遅くはないはずです。
ペン字講座の特徴
自分のライフスタイルや目標に合わせた練習コースが選択できるため、その点が他のボールペン字講座に比べると利用者受けが良いようで、ユーキャン講座の中でも、比較的、人気の高い講座である。

添削指導によるレッスンは、第三者の視点から、あなたの手書き文字を客観的に見てもらえるため、独習にはない利点ではあるが、がくぶんのように硬筆書写検定には対応していない点に注意が必要。

また、ユーキャンのボールペン字講座は、最長18ヵ月まで無料で指導を延長して受けられる制度があるため、硬筆検定は考えていないが、綺麗な字を書くコツを基礎から学びたいという方には検討してみる価値はあるかもしれない。
ペン習字には一定の実績と定評のある日本ペン習字研究会が実施するボールペン習字講座。

「よこ画は一本だけ長く」「下の点を大きめに」など、一文字一文字丁寧なアドバイスを添えるなどの工夫が施されているため、受講者側にも分かりやすく、効率よく練習することができる。

なお、がくぶんのペン習字講座は、文部科学省後援の公的資格「硬筆書写検定」に対応したテキストなので、検定試験を考えている者検討してみてほしい。

後は使用教材等をチェックし、自分にとって使いやすいかどうかといった好みの問題なので、一度、案内資料を取り寄せてみてはいかがだろうか。

硬筆検定:豆知識

豆知識1競書雑誌『ペンの光』ってなに?


雑誌『ペンの光』とは、昭和7年に創立され、日本のペン習字界をリードし続けてきた日本ペン習字協会(通称、日ペン)が発行している月間機関誌です。

この『ペンの光』は、毎月決められた課題文字を清書した後、提出し、全国の提出購読者が競い合うことから〝競書雑誌〟と呼ばれています。

毎月、競書を送付することで、級位、段位が取得できるため、目的をもった練習を継続することが出来ます。

ただし、『ペンの光』を購読しようと考えている人は、まず、専門の講座(ボールペン字講座やペン習字講座など)等で基礎を学んでからの方がよさそうです。
日ペン
級位 / 段位 昇格条件
1~10級 月例競書により昇格
初段~5段
推薦 昇格試験【年3回】
准師範
師範 師範試験【年1回】
なお、競書雑誌『ペンの光』で4段に昇格した者は、申請により教師認定証と教師看板が発行されます。
ペンの光イメージ機関誌『ペンの光』

チェック単価:776円(税込)※毎月20日発行

チェック定期購読料:4,656円【半年】/ 10,089円【年間】※特集等で価格変動あり
見本誌(バックナンバー)が無料贈呈されるようなので、『ペンの光』に興味がある方は、日本ペン習字研究会HPをご覧ください。